モナコの双子ちゃん、療養中のママに愛のメッセージ送る。
Culture 2021.11.22
11月19日のモナコのナショナルデーに、ジャック公子とガブリエラ公女が父親のアルベール2世と並んで登場。双子は、療養施設に入院している母親のシャルレーヌ公妃に向け、公宮のバルコニーからメッセージを送った。
モナコのナショナルデーを祝う公宮のバルコニーに姿を見せたモナコ公国のアルベール2世、ジャック公子、ガブリエラ公女。 (モナコ、2021年11月19日) photo : Abaca
11月19日に開かれたモナコのナショナルデーの祭典に、姿を見せない人がいた。11月8日に9カ月ぶりに帰国したシャルレーヌ公妃だ。19日付の「モナコ・マタン」で夫アルベール2世公は、彼女が「肉体面だけではない疲労」により、専門療養施設に入院したことを明かした。
このお祝いの日に、公宮のバルコニーでは夫妻の子どもたちが母親を応援する仕草を見せた。もうすぐ7歳になるモナコのジャック公子とガブリエラ公女は、2枚の画用紙を掲げ、母に優しい言葉を送った。ガブリエラ公女が掲げた画用紙には、カラフルな文字で「We miss you, Mum(さみしいよ、ママ)」と、ジャック公子の画用紙には「We love you mum(愛してるよ、ママ)」と書かれていた。ふたりの画用紙には、たくさんのハートも描かれていた。
バルコニーでの登場を前に、双子は記念日のミサの後、モナコ大聖堂から出てくる姿が目撃されていた。叔母のステファニー公女とカロリーヌ公女も一緒だった。
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「疲れ切った」プリンセス
モナコのナショナルデーの祭典に出席するハノーファー王子妃のカロリーヌ公女、モナコのジャック公子、ガブリエラ公女、ステファニー公女。(モナコ、2021年11月19日) photo : Abaca
シャルレーヌ公妃は確かにモナコに戻っているのだが、その行動は控えめだ。19日付のピープル誌のインタビューで、アルベール2世公は、妻が専門療養施設に入院し、今後数週間で快復することを期待していると語った。「彼女は明らかに肉体的にも精神的にも疲れ切っていた」。そして「極限状態にあり、公務や日常生活、さらには家族との生活にも対応できなかった」とも。
さらにアルベール2世公は、プライバシーを守ることが、妻の快復につながると強調した。「皆さんにはそのことを理解していただき、これからの数週間、私の家族をそっとしておいていただきたいのです」
text : Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)