キャサリン妃とウィリアム王子、出会いは大学でなく小学校だった!?
Culture 2021.12.01
ウィリアム王子とキャサリン妃はセント・アンドリュース大学で知り合ったように思われているが、実は小学校の時にすれ違っているはず。
ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたチャリティイベント、「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」でのウィリアム王子とキャサリン妃。(ロンドン、2021年11月18日。)photo: Abaca
それは単なるホッケー試合だった。王室専門家のケイティ・ニコルによれば、ウィリアム王子とキャサリン妃の出会いはスコットランドのセント・アンドリュース大学ではなく、小学校の時だった、と2021年11月29日のExpress.co.ukは報じている。それは共にボーディングスクールに通っていた9歳の時のことで、キャサリン妃はセントアンドリュースプレップ、ウィリアム王子はルドグローブの生徒だった。両校ともバークシャー州にあり、キャサリン妃の学校で開催された学校対抗スポーツイベントで遭遇した。
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「ウィリアム王子の到着に注目」
ケイティ・ニコルが2013年に出版した本の中にはやや皮肉めいたこんな記述がある。「彼女(9歳のキャサリン妃)は男の子に特に興味がなかったものの、ある少年の到着には注目した」
ある少年がウィリアム王子を指しているのは明らかだ。そのあとはこんなふうに続く。「ルドグローブの小学校ではよくセントアンドリュース校と親善試合をしていた。そしてルドグローブのチーム、「コルツ」の左サイドバックをウィリアム王子が務める時には会場内にそわそわした空気が漂った。ウィリアムはケイト同様にスポーツが大好きで、クラスの中でも優れたホッケーとラグビーの選手だった」
当時のウィリアム王子とキャサリン妃が言葉を交わしたかどうかは不明だ。
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強固な基盤
キャサリン妃とウィリアム王子が本当の意味での友人になったのは2001年、スコットランドのセント・アンドリュース大学で出会ってからだった。「そうですね、出会った時、私は真っ赤になったと思います。逃げ出しかけたぐらいです。とてもシャイだったので」と、キャサリン妃は2010年の婚約時の共同記者会見で語っている。ウィリアム王子は、「ケイトに会ったとき、何か特別なものを感じました(......)。やがて友達になり、しばらくその状態が続きました。それがある種の強固な基盤となりました」
ふたりが付き合いだしたのは出会った2年後だと言われる。2008年、キャサリン妃はエリザベス女王と初めて言葉を交わした。そして2011年4月29日には未来のイギリス国王であり、子ども3人の父親となるべき相手と契りを交わすこととなる。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)