放送間近!SATC新シリーズについて知っておきたいこと。
Culture 2021.12.02
キャリー・ブラッドショー、シャーロット・ヨーク、ミランダ・ホッブズ・・・・・・「セックス・アンド・ザ・シティ」の3人が、「アンド・ジャスト・ライク・ザット(原題:And Just Like That...)」と題した新シリーズ(全10話)で帰ってくる。 米ケーブルテレビ局HBOは、この新シリーズ放送日を発表した。
SATCの新シリーズ「アンド・ジャスト・ライク・ザット」のトレーラー
「気になってしょうがない……。彼女たちはいまどこにいるのかしら?」。 女優のサラ・ジェシカ・パーカーが、記憶に残る主人公キャリー・ブラッドショーを自身が演じたシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の復活を予告した。
昨年1月にインスタグラムでこの謎めいた発表がなされて以来、2000年代に放送されたカルト的人気番組の第7シーズンの情報がSNS上で少しずつお披露目されている。11月12日、HBOは「アンド・ジャスト・ライク・ザット(原題:And Just Like That...)」と題したドラマの予告編をYouTubeで公開し、12月9日に放送されることを発表した。
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「私たちは友だちではなかった」
「アンド・ジャスト・ライク・ザット」に登場するニューヨーカーの女性たちは、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)、ミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)、シャーロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)の3人に絞られる。9月22日、ウィリー・ガーソンが亡くなり、キャリー・ブラッドショーは、親友であり相談相手であるスタンフォード・ブラッチを失った。
6シーズンと2本の映画の後、サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラルはキャストから姿を消した。リバプール出身の女優キムは、さまざまな不満を抱えており、その中でも最初の不満はシリーズ開始時にさかのぼり、サラ・ジェシカ・パーカーへの恨みを公にしている。「もう(関係を)やめよう ということになったの。(中略)私たちは決して友だちではなかった」と、キム・キャトラルは2017年にピアーズ・モーガンが司会する番組で語っている。
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50代
サラ・ジェシカ・パーカーとしては、シンシア・ニクソンと共同で製作しているヒットシリーズの続編をずっと望んでいた。最後のエピソードの放送から17年後、(現在の)ワイルドな女友だちトリオは50代を迎えた。
キャリーはいまでも無条件に、ロマンチストなアレクサンドルとパリで暮らしているのだろうか? アロシネ(フランス映画に関する情報発信を行う会社)のサイトに掲載されているキャストリストを見ると、どうやらそうではないようだ。
シャーロットとハリー(エヴァン・ハンドラー)は、ついに代理出産で親になったのか? 野心的な弁護士のミランダは、スティーヴ(デヴィッド・エイゲンバーグ)と息子のブレイディと一緒にブルックリンで暮らしているのだろうか?
世界に広がった「#MeToo」運動の後、TVプロデューサー、キャンディス・ブッシュネルが考えるキャラクターたちの次の冒険について気になるところだ。
texte: Stéphanie O'Brien (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi