「お腹がすいていたんだ」。キアヌ・リーヴス、SNSで話題になった"ぼっちキアヌ"を振り返る。
Culture 2021.12.17
2010年、ベンチに座って絶望的な表情をしている写真が話題になったキアヌ・リーヴス。12月13日に放送された「ザ・レイト・ショー」にゲスト出演し、“サッド・キアヌ”(日本では“ぼっちキアヌ”とも)と呼ばれるこの有名なインターネットミームについて語った。
2021年12月13日、「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演したキアヌ・リーブス。 photo: Getty Images
ベンチで一人、サンドイッチを手に、物思いにふけるキアヌ・リーブス–––2010年、“サッド・キアヌ”と呼ばれて出回ったこの写真は、インターネット史上最も有名なミームの一つとなった。
11年後、キアヌがこの写真の真意を語った。2021年12月22日に公開される映画『マトリックス リザレクションズ』に出演するキアヌは、12月13日、スティーヴン・コルベアが司会を務める「ザ・レイト・ショー」に登場した。
---fadeinpager---
司会者はキアヌ・リーブスが手がける新しいプロジェクトの一つ『BRZRKR』というコミックブックの一コマに注目。キャラクターが一人ベンチに座っている様子が描かれており、司会者はこのコマをかの有名な写真と一緒にキアヌに見せた。するとキアヌは「サンドイッチを食べてただけだよ!」と笑いながら回答。これに対してスティーヴンは「じゃあ、“ぼっちキアヌ”のキアヌは本当に悲しくなかった、と」と続けた。
「考え事をしていたんだ。ちょっとしたことがあって」とキアヌ。「悲しかったわけではなく、お腹が空いていたんだ」
この伝説的なミーム以降、きっとキアヌはサンドイッチを静かに食べたいと願っていることだろう。
text: Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)