キーラ・ナイトレイ、レッドカーペットで危うく裸になるところだった!?
Culture 2021.12.17
「ピープル」誌に語ったインタビューで、キーラ・ナイトレイは「洋服にまつわる不運な出来事」を語った。2005年、ロンドンで開催された英国インディペンデント映画賞授賞式でのこと。キ―ラ・ナイトレイは白いタイトなドレスをまとい、レッドカーペットを歩いた。実はこのドレス、ピンチヒッターとして着たもので、最初予定していた別なドレスは直前に裂けてしまったのだった。
英国インディペンデント映画賞授賞式でのキーラ・ナイトレイ。(ロンドン、2005年11月30日、ロンドン)photo: Getty Images
レッドカーペットではすべてが美しく、ほころびもなくて完璧だ。そのため、それまでに何があったのかを人々が考えることは滅多にない。しかしながら2005年11月30日、英国インディペンデント映画賞授賞式の直前、キーラ・ナイトレイはとんでもない出来事に見舞われた。本当はエルヴェ・レジェの別なドレスでレッドカーペットを歩くはずだった。
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臨機応変のプロ
しかしそうはいかなかった。「外出しようとした途端、ドレスが縦に真っ二つに裂けて全身が露出してしまった」と、キーラは「ピープル」誌に語った。どうしよう、とパニックになりながら、キーラは解決策を見つけた。たまたまエルヴェ・レジェの服がもう一枚、一緒に届いていたのだ。こうしてハイネックのタイトな白いミディドレスにキーラは着替えた。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスター女優はこう付け加えた。「レッドカーペットの上じゃなくてよかったわ。いつ起きても不思議じゃなかったから超ラッキーだった」
キーラ・ナイトレイは、英国インディペンデント映画賞授賞式の直前に裂けてしまった服の代わりにエルヴェ・レジェのもう一枚のドレスを着用した。(ロンドン、2005年11月30日)photo: Getty Images
『ラブ・アクチュアリー』の名シーンのひとつで、キーラが大きな青い帽子をかぶっているところがある。これはスタイリストや監督の意向ではなく、ニキビを隠すための苦肉の策だった。こうした話を知ると、名シーンや完璧な瞬間の舞台裏に俄然として興味が湧いてくる。
text: Blanche Marcel (madame.lefigaro.fr)