「必要だとは思えない」ディカプリオがヌードシーンを止めようとした、共演の大物女優とは?
Culture 2021.12.17
レオナルド・ディカプリオが、共演者のヌードシーンに疑問を投げかけた、と映画監督のアダム・マッケイが12月13日のガーディアン紙で明かした。
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photo: Abaca
ケイト・ブランシェット、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ......。このそうそうたる顔触れは、アダム・マッケイ監督によるNetflix作品『ドント・ルック・アップ』のドリームチームだ。マッケイ監督は、12月13日のガーディアン紙で、レオナルド・ディカプリオが本作でのメリル・ストリープのヌードシーンに抗議したと語っている。メリル・ストリープが演じる米国大統領ジャニー・オルレアンは、一瞬だけ、ヌードシーンを披露する(このシーンではボディダブル(代役)が演じている)。レオはこのことが気に入らなかったようだ。
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"見せる必要があるのか?"
「レオはメリルを映画界の王族のような存在だと思っている。褒め言葉ではないのかもしれないけれど......彼は彼女を映画史に残る特別な存在として見ている」とアダム・マッケイは語る。「腰にタトゥーを入れた彼女が、一瞬でもヌードで歩いているところを見るのが嫌だったみたいだ。(レオが)『本当に見せる必要があるのか』というようなことを言ってきたので、『これはオルレアン大統領であって、メリル・ストリープじゃない』と応えたよ」
メリル本人は、この程度の露出を気にはしていないようだ。「彼女は恐れを知らない(...)彼女は瞬きもしなかった。そのことを話題にもしなかった」とマッケイは語る。
12月24日にNetflixで配信されるこの長編映画は、巨大彗星が地球に衝突しようとしていることを人類に知らせるため、2人の天文学者が奮闘する物語。レオナルド・ディカプリオが演じるランダル・ミンディ博士の発言が公平に評価されることを期待したい。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)