クリスマスカードが物語る、モナコ・シャルレーヌ公妃の健康状態。
Culture 2021.12.23
12月21日、モナコのシャルレーヌ公妃が自身のインスタグラムで、例年とは少し違った今年のグリーティングカードを公開した。11月に専門療養施設に入院した公妃が、夫アルベール2世と双子のジャック公子、ガブリエラ公女とともにイラストで描かれている。
モナコの建国記念日の祝賀会に出席するシャルレーヌ公妃。(モンテカルロ、2020年11月19日) photo : Getty Images
アルベール2世は11月、妻のシャルレーヌ公妃が「肉体的にも精神的にも明らかに疲労している」と述べ、専門施設に入院したと発表した。それ以来、シャルレーヌ公妃は公の場に姿を現していない。
しかし、43歳のプリンセスは、12月21日、自身のインスタグラムで型破りなグリーティングカードを披露。夫と7歳の双子のジャック公子とガブリエラ公女と一緒に、家族そろってイラストとなって登場している。例年は家族写真をカードにしているファミリーにとって、一風変わった選択と言えるだろう。キャプションには「みなさまが幸せで、健康なホリデーシーズンを過ごせますように。愛を込めて」と添えられた。
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ジャック公子とガブリエラ公女の誕生日
グリーティングカードには、周囲にプレゼントが置かれたクリスマスツリーのそばに立つモナコ公室ファミリーが描かれている。うち一つのプレゼントは、刺しゅうが施された金のドレスを纏ったシャルレーヌ公妃の前に置かれている。
デザインは、2017年のグリーティングカードに使われた公室の写真をモチーフにしているようだ。シャルレーヌ公妃の長期不在を考えれば、この措置は仕方のないことなのかもしれない。
モナコ・マタン紙のインタビューで、アルベール2世は、シャルレーヌ公妃がモナコと距離を置いた場所で治療する必要があると説明していた。「守秘義務のため、モナコ以外の場所でなければならなかった」
それから沈黙を貫いていたシャルレーヌ公妃だが、双子の7歳の誕生日にはお祝いのコメントをインスタグラムに投稿。12月10日に「誕生日おめでとう。神さま、こんなにすてきな子どもたちを祝福してくださってありがとうございます。私は本当に恵まれている。愛してるよ」と書き込み、「ママより(Mommy)」と添えた。
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【画像】写真で振り返る、モナコの双子の誕生。
1. ガブリエラの名付け親は、ガレス・ウィットストックとネリネ・ピーナー(左側)、ジャックの名付け親は、クリストファー・ル・ヴァイン・ジュニアとダイアン・ドゥ・ポリニャック・ニグラ(右側)。(モナコ、2015年5月10日)
photo: Getty Images
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2. ディオールの白いロングドレスを着て両親に抱かれる皇太子のジャックと、継承順位第2位の妹ガブリエラ。
photo: Getty Images
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3. 2年後、公宮のバルコニーでポーズ。歓声が聞こえてきそうだ。 (モナコ、2017年11月19日)
photo: Abaca
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4. モナコ公国のシャルレーヌ公妃とジャック公子、 (モナコ、2017年11月19日)
photo: Abaca
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5. シャルレーヌ公妃、ジャック公子とガブリエラ公女。(モナコ、2017年11月19日)
photo: Abaca
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6. シャルレーヌ公妃がインスタグラムの9万人のフォロワーと共有したユニークな瞬間。(2018年9月12日)
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7. 2018年も、モナコ公宮のバルコニーで恒例のポーズ。相変わらず幸せいっぱい。(2018年11月19日。)
photo: Abaca
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8. ジャック公子とガブリエラ公女は4歳の誕生日を迎えた。(モナコ、2018年11月19日)
photo: Abaca
text : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)