清水寺の会場を巡りながら、アート鑑賞体験を。
Culture 2021.12.24
2022年の予定にさっそく入れたい展覧会が、来年3月に、世界遺産の清水寺を舞台に開催。
音羽山 清水寺。歴史ある舞台と現代アートが、どのような融合を見せてくれるのか、いまから楽しみ。
アーティスト主導のアートフェア『ARTISTS' FAIR KYOTO 2022(アーティスツ フェア キョウト)』は、清水寺を舞台に、若手アーティストを推薦する「アドバイザリーボード」による初の展覧会。清水寺の西門、三重塔、経堂、成就院(一般非公開)の4カ所を中心とした会場では、本イベントのディレクターを務める椿昇をはじめ、加藤泉、塩田千春、名和晃平、宮島達男といった、国際的に注目を集める14組のアーティストが参加し、代表作から新作までの作品が一堂に会する。
1200年もの歴史を誇る清水寺の会場を巡りながら現代アートを堪能するという鑑賞スタイルは、五感を通して空間、アートを感じられるので、普段とは異なる特別な鑑賞体験となるはず。3月の京都旅行を、いまから計画して。
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清水寺の西門で訪れるひとを出迎えるのは、ヤノベケンジの《KOMAINU ーGuardian Beasts ー》(制作年:2019年)photo : Nobutada OMOTE。
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三重塔横に展示されるのは、Yottaの《花子》(制作年:2011年)。photo : Takeru Koroda ©︎京都文化力プロジェクト、京都芸術センター
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本展のディレクターを務める椿昇の《MAMMALIAN》(制作年:2011年)は、成就院にて展示。
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成就院に展示される、名和晃平の《PixCell Crow#5》(制作年:2020年)。courtesy of SCAI THE BATHHOUSE photo: Nobutada OMOTE | Sandwich
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重要文化財で、通常は一般非公開の成就院は、この機会にぜひ訪れたい。
<メイン会場>
会期:3/5(土)、6(日)
会場:京都府京都文化博物館 別館(京都府京都市中京区三条高倉)、京都新聞ビル 地下1階(京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239)
開)10:00〜18:00
<清水寺会場>
会期:3/5(土)〜3/13(日)
会場:音羽山 清水寺(京都府京都市東山区清水1-294)
開)10:00〜17:00
入場料:共通チケット¥2,400
*京都新聞ビル地下1階は無料。
*チケットは、オンラインにて事前予約制。販売は2022年1月を予定。
*共通チケットは3/6まで利用可能。
*3/7以降に清水寺会場を鑑賞する場合は、観覧料¥600がかかる。
*本堂への入堂、参拝は、別途拝観料¥400がかかる。
hrrps://artists-fair.kyoto
ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会
tel : 075-414-4219(平日10:00〜17:00)
text: Natsuko Kadokura