英国王室の好感度ランキングが公開。意外な項目でハリー王子が1位に？

イギリスの大衆紙、デイリーメールは10月16日土曜日に世論調査結果を発表した。イギリス王室メンバーの好感度や一緒に飲みに行きたい相手、イギリス首相は良い夫かどうか、次期ジェームズ・ボンドについての好みなど、バラエティーに富んだ質問が並んだ。

ハリー王子の結婚を控えて、一般大衆の前に姿を見せたウィリアム王子とハリー王子。(ウィンザー、2018年５月１８日)Getty Images

一緒にビールを飲みに行くならハリー王子がいい。デイリーメール紙が10月16日に発表した世論調査でそんな結果が明らかになった。「一杯やるなら誰と？」の質問でハリー王子は19％の支持を獲得、一方、カミラ夫人と行きたい人はたったの2％だった。しかしながら「好感度の高いイギリス王室メンバー」の項目でハリー王子を支持した人は30％に過ぎず、メーガン夫人はさらに低い22％。ダントツ人気のエリザベス女王とウィリアム王子がそれぞれ61％だったのに比べて大きく差をつけられた。キャサリン妃は53%で3位を確保した。

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ダメ出しされたチャールズ皇太子とアンドルー王子

同じ世論調査でチャールズ皇太子も散々な評価を受けた。「チャールズが王位に就くこと」を肯定した人が30％だったのに対し、「むしろウィリアム王子がエリザベス女王の後を直接継ぐべき」と考えるイギリス人は41％もいた。弟のアンドルー王子は王室の中で最も不人気なメンバーで12％の支持しか得られなかった。イギリス人の48％は、「アンドルー王子がエリザベス女王の名誉を傷つけた」と回答し、バージニア・ジュフリーが起こした訴訟で「王子は米国当局の審問に応じるべきだ」と回答した人は50％いた。バージニア・ジュフリーはアンドルー王子がジェフリー・エプスタイン事件に関与しており、彼女が17歳の時、王子に性的暴行を加えられたと告発している。

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ジェームズ・ボンドの性別やイギリス首相とのヴァカンス、等々

この世論調査はイギリス王室の人気度調査にとどまらない。例えば、「イギリス首相のボリス・ジョンソンが良い夫である可能性は？」の質問に、好意的な回答は20％あったものの、ライバルの労働党党首、キア・スターマーは35％だった。「イギリス首相とヴァカンスに行きたい人」は36％おり、「次期ジェームズ・ボンド役を女性が演じるべきではない」と考える人は56％、一方で「男性の同性愛者という設定でもいい」と思っている人は53％だった。10％の人が、「政治家とデートするなら」リシ・スナック財務大臣、イギリスのテレビダンスコンテスト『Strictly Come Dancing』の出場者は「ワクチン接種者に限るべき」と思っていた。