アデル、「ロッキーが建てた家」を格安価格で購入か!?
Culture 2022.01.07
2022年、彼女は素晴らしいスタートを切った。イギリスのシンガー、アデルが、シルヴェスター・スタローンの豪邸の所有者になろうとしているが、見積もりによると「あり得ないほど安い」価格で購入しているという。
2021年10月24日、ロサンゼルスで開かれたCBSのアデル・ワン・ナイト・オンリー・コンサートのステージに立つアデル。 photo: Cliff Lipson/CBS/Getty Images
アデルが、シルヴェスター・スタローンが所有するビバリーヒルズの豪邸の所有者になると報じられている。アメリカのウェブサイトTMZによると、ロサンゼルスのこの有名エリアで、今年最も注目されるセレブの家の売却となるようだ。同記事によると、4枚目のアルバム『30』をリリースしたばかりのイギリス人シンガーは、この上なくお得な取引を成立させようとしているらしい。
セレブリティが集まる超高級コミュニティ、ビバリーパーク内にあるこの家は、1990年代からシルヴェスター・スタローンが所有しており、「ロッキーが建てた家」と呼ばれている。「メガマンションの王」として知られるアメリカの建築家リチャード・ランドリーが設計したこの邸宅には、6つのベッドルーム、9つのバスルーム、ジム、サウナ、スチームサウナ、インフィニティプール、シガーラウンジ、スクリーニングルーム、カスタムバー、アートスタジオ、2階建てのゲストハウスなどが備わっている。
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“たたき売り”
3.6ヘクタールの敷地を誇るこの物件は、この地域では最大級の広さを誇り、眼下に広がる街並みを一望できる。TMZによると、アデルは5800万ドル(約68億円)でこの物件を購入しようとしている。これは昨年2月に売りに出されたときにスタローンが提示した価格の1億1000万ドル(約128億円)の半額。買い手が付かず、その後8000万ドルに値下げされたが、TMZによると、このような物件を6000万ドル以下で売却することはまずありえず、複数の不動産会社は皮肉を込めて“たたき売り”と呼んでいるのだという。
大きな家に引っ越したいと思っていたアデルは、現在、LAのヒドゥン・バレー地区の近くに2つの物件を所有している。1万4000平方メートルを超える広さのこの邸宅で、彼女の願いは叶えられようとしている。正式な取引は今月中に成立する予定だ。
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【画像】超豪邸「ロッキーが建てた家」をのぞき見!
1. 広大な敷地に建つ現代的な2階建てのヴィラは、1万4164平方メートル。
photo: Abaca
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2. 1階には、2つのダイニングルーム、巨大なキッチン、書斎、シネマルームがある。
photo: Abaca
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3. 3.6ヘクタールの広さは、この地域では最大級の敷地。
photo: Abaca
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4. この物件は、「ロッキーが建てた家」として知られる。
photo: Abaca
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5. ヴィラにはプライベートなスクリーニングルームもある。
photo: Abaca
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6. シガーラウンジやカスタムバーも併設されている。
photo: Abaca
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7. 建築家のリチャード・ランドリーが設計したこの家には、6つのベッドルーム、サウナ、スチームサウナ、インフィニティ・プールがある。
photo: Abaca
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8. 無数にある部屋の中央に位置する書斎には、ロッキーの彫刻がある。
photo: Abaca
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9. インフィニティ・プールに加えて、ジムも併設されている。
photo: Abaca
text: Mathilde Seifert (madame.lefigaro.fr)