スターをも手玉にとる、ジェシカ・チャステインの最強おばあちゃん。

Culture 2022.01.07

1月5日に放送されたエレン・デジェネレスの番組で、“おばあちゃんっ子”のジェシカ・チャステインが、祖母にまつわる驚きのエピソードを披露した。

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イベント・シネマ・ジョージ・ストリートで開かれた「モリーズ・ゲーム」のQ&Aコーナーで、祖母のマリリン・ハーストと一緒にポーズをとるジェシカ・チャステイン。(シドニー、2018年1月30日) photo : Getty Images

ジェシカ・チャステインのおばあちゃんには、恐れるものなど何もない。もちろん、孫娘のお友だちのハリウッドスターでも、だ。これは、1月5日、映画『355』のプロモーションのために「The Ellen DeGeneres Show」に出演した際の、ジェシカのエピソードからもうかがえる。

ジェシカ・チャステインいわく、数年間にわたって祖母マリリン・ハーストの新しいボーイフレンドを探しているのだが、どうやら成功には至っていないようだ。そして、ある晩、孫娘の家で開かれたパーティーで、ある映画スターにマリリンおばあちゃんがとった行動は、ごく自然なものだった。

 

 

「数年前、私の家でパーティーを開いて、そこにブラッドリー・クーパーが来たの」と、44歳のジェシカは振り返る。「私の祖母は、もう何も気にしない年齢。彼女はパーティーの最中に、ブラッドリーのところに行って、彼の膝の上に座ったの。ブラッドリーは恐れおののいている様子だったわ。彼はおばあちゃんに会ったことがない。彼女が誰だか知らなかった」。ジェシカは大笑いしながら、こう続けた。「私はあわててこう言ったの、『その人は私のおばあちゃん! おばあちゃんなの!』ってね。そしたら彼は『あ、そうなんだ。こんにちは、おばあちゃん......』って返してくれたわ」。困りながらも、礼儀正しいブラッドリーに心打たれるエピソードだ。

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いつも一緒

ウォール・ストリート・ジャーナル・マガジンによると、ジェシカ・チャステインは、パンデミックによるロックダウン中の2020年4月に祖母と同居した。「彼女は私が世界で最も好きな人の1人。(パンデミックが始まった時)映画の撮影でモロッコにいたんだけど、彼女に『買い物に行かないで』とショートメールを送った時のことを覚えているわ。そして4月末に私の家に来てくれて一緒に過ごすことができた。とても良い機会だったわ」と同誌に語っている。

ジェシカのおばあちゃんはまだ愛を見つけていないが、それは、2019年からモデルのイリーナ・シェイクと別居しているブラッドリー・クーパーも同じだ。彼が、おばあちゃんから“孤独にならないためのテクニック”を学んだかどうかは、まだわからない。

text: Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)

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