ギャスパー・ウリエル、スキー事故で死去。37歳。

Culture 2022.01.20

フランスの俳優ギャスパー・ウリエルが、フランス南東部のスキーリゾート、ラ・ロジエールのゲレンデで事故に遭い、その後グルノーブル市内の大学病院に搬送されたが、19日に亡くなった。37歳だった。

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2019年カンヌ映画祭に出席したギャスパー・ウリエル。(カンヌ、2019年5月25日)photo : Reuters / Aflo 

イヴ・サンローランを演じ、『たかが世界の終わり』でセザール賞主演男優賞を受賞したギャスパー・ウリエルが19日、37歳の若さで亡くなった。

「ギャスパー・ウリエルが水曜日、スキー事故で亡くなりました」。彼の家族がエージェントを通じてAFPに送った声明で発表した。事故は現地時間18日の午後、サヴォア地方のスキーリゾート、ラ・ロジエールで発生した。フランスのニュース専門局BFM TVの情報によると、ギャスパーは救助隊が現場に到着した際にはすでに意識がなく、その後、グルノーブル大学病院に搬送された。

19歳でアンドレ・テシネ監督の『かげろう』でエマニュエル・ベアールと共演したのを皮切りに注目を集め、ジャン=ピエール・ジュネ監督の『ロング・エンゲージメント』では第一次世界大戦中の兵士を演じ、2005年にセザール有望若手男優賞を受賞した。彼の自然でさりげないエレガンスは、すぐにモード界をも魅了し、特にシャネルは彼をフレグランス、ブルー ドゥ シャネルの顔に起用した。

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“黙示録的なタイトル”

『たかが世界の終わり』でセザール賞主演男優賞を受賞したギャスパーは、授賞式を欠席。代わりにグザヴィエ・ドラン監督が壇上に上がり、彼がしたためた素晴らしい手紙を読み上げた。感謝と映画への賛辞の間に、ギャスパー・ウリエルは「黙示録的なタイトルの不意打ち」について強調していた。「映画における最高のストーリーとは、どうやら結末を最初から予見させないもののことみたいだ」

今日、この言葉はとても悲しく響く。ベルトラン・ボネロ監督の伝記映画『サンローラン』で大きな存在感を放ち、『愛欲のセラピー』では悩める役者として、『モンパシエの王女』では情熱的なギーズ公爵、『ロング・エンゲージメント』では忘れがたい兵士を演じた、私たちが愛した彼がこれほど早く、そして残酷な死を迎えるなんて誰が予想できただろうか。

 

 

3月30日に配信されるマーベル作品「ムーンナイト」に出演するなど、フランス国外でも活躍するギャスパーは、私生活やモデルのガエル・ピエトリ(6歳になる息子オルソの母親)との関係を明かすことについては慎重を期していた。
 

text : la rédaction (madame.lefigaro.fr)

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