ベラ・ハディッドがヴィクトリアズ・シークレットにカムバック!

Culture 2022.01.28

スキャンダルの渦中にあったアメリカのランジェリーブランドを突然去ったベラ・ハディッドが、ヴィクトリアズ・シークレットのキャンペーンに帰ってきた。SNS上での最新のキャンペーンで、ストレッチマークを隠さないありのままの姿を披露している。

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2021年7月6日、カンヌ映画祭でのベラ・ハディッド。photo: Laurent KOFFEL/Gamma-Rapho/Getty Images

ベラ・ハディッドがヴィクトリアズ・シークレットのランジェリーを纏い、再びボーズをとった。同ランジェリーブランドの最新キャンペーンは、インスタグラムで徐々に公開されており、そこにはさまざまなボディラインの新しい“エンジェル”たちが登場している。中には、25歳のベラ・ハディッドが、黒のプッシュアップブラとレースのパンティを身につけ、ヒップを見せてポーズをとっているショットもある。

この写真の中のあるディテールが、コメント欄を盛り上げた。「ベラ・ハディッドにストレッチマークがあるのを見たのは初めて」と、ある人は驚きのコメントを寄せた。「ストレッチマークをそのまま、リタッチをしなかったところがいい」、「これらの写真はより自然で、女性の身体の本当の姿を表している」といった意見もあった。

 

 

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「身体の多様性」

ベラのファンは、この“女性らしい”ランジェリーを彼女が身につける日が再び来るとは思っていなかった。3年連続でヴィクトリアズ・シークレットのモデルを務めたベラ・ハディッドは、2018年に突如、同ブランドとのコラボレーションを終了。2020年2月にニューヨーク・タイムズ紙が発表した調査で、ベラは、アドリアナ・リマ、カーリー・クロス、エリン・ヘザートンらとともに、ヴィクトリアズ・シークレットに蔓延する女性差別的な文化やセクハラを糾弾する数々の証言に加わっていた。

ランウェイでインクルージョンとダイバーシティが称賛される時代に、現実よりも、男性の幻想に過ぎない女性像を打ち出すヴィクトリアズ・シークレットはもはや魅力的な存在ではなくなっていた。その証拠に、この2年間で、ランジェリーの帝国は380万人以上のクライアントを失い、米国内の80以上の店舗を閉鎖することになったのだ。

毎年恒例のファッションショーを中止して2年、ヴィクトリアズ・シークレットはブランドの内部方針を抜本的に変える必要があり、ベラ・ハディッドもそれを確認したという。「彼らと話すのに1年半近くかかりました。その会話をするだけでも、これまでの自分の気持ちを考えると、とても難しかった。でも彼らは、自分たちが変えたこと、身体の多様性だけでなく、女性全般のダイバーシティを推し進める方法について、素晴らしいプレゼンテーションを持ってきたのです」と、2021年12月、アメリカ版「マリ・クレール」誌に語り、アンバサダーとして復帰することを明らかにした。「彼らは、最高の環境を作るため、本物のプロトコルがあることを明示してくれました」

 

 

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新しいアンバサダーたち

現在、新プロジェクト「VSコレクティブ」がヴィクトリアズ・シークレットの主導権を握っている。超性対象化されたVSのエンジェルたちに代わって、新エンジェルたちは、より社会にコミットした女性たちだ。そこには、アメリカンフットボール選手のミーガン・ラピノー、49歳のイギリス人ジャーナリスト兼フォトグラファーのアマンダ・デ・カデネット、サイズ48を着用するイギリス人モデルのパロマ・エルセッサー、そしてブランド初のトランスジェンダーモデルであるブラジル人のヴァレンティナ・サンパイオなどが登場している。

そして、「やりたくないことは、基本的にはやらなくていい。見せたくない身体の部分を見せる必要はない」とベラ・ハディッドは、前出のインタビューで語っている。「男性が男性のために運営するランジェリー会社だった以前とは異なり、いまはサポートされていると感じられることに感謝しています。(中略)自分の身体はお金をつくるための道具ではない、と感じられ、再び自分自身の体を取り戻し、自立した気持ちです」

text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr)

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