没後30年を機に、この春、尾崎豊の伝説が甦る!

Culture 2022.02.18

1992年4月25日、当時の日本のロックシーンを代表する若者のカリスマと称されていたシンガーソングライター、尾崎豊が26歳の若さでこの世を去った。没後30年を機に、ひとつの区切りとなる展覧会『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展』が、3月23日より松屋銀座にて開催される。

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© Teruhisa Tajima, Isotope

尾崎豊が生前に発表した作品は全部で71曲。自らの心の奥底に潜む感情や社会の矛盾などを綴った歌詞、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声、骨太で親しみやすいサウンドメイクが多くの人々に愛された。なかでも「15の夜」「I LOVE YOU」「卒業」「シェリー」といった名曲の数々は、昭和・平成・令和と3つの時代を飛び越えて歌い継がれている。

尾崎とはいったいどんな人物だったのか?彼が歩んできた26年の道のりとは?そして彼を失ってから人々はどのように彼と向き合ってきたのかーー?本展は尾崎の歩いた道、尾崎と歩いた道、これから尾崎と歩く道を見つめ直し、語り合うために企画された。会場では生前愛用した楽器や創作ノート、学習机をはじめ、プライベート写真、レコーディング用の楽譜、ステージで使用したセットリストといった貴重な資料を多数展示。さらにライブ映像やパーソナルスタジオの再現なども加え、唯一無二のロックミュージシャンの実像に迫る。

また、本展開催直前の3月21日、尾崎豊生前最後の全国ツアー初出音源を収録したライブアルバム『LAST TOUR AROUND JAPAN YUTAKA OZAKI』(ソニー・ミュージック ¥5,500)も発売。いま一度尾崎豊の世界観にどっぷりと浸って。

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1984 年、駒沢公園にて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1985 年、代々木公園にて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1985 年、代々木オリンピックプールにて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1988 年、東京ドームにて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1991 年、有明にて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1991 年、名古屋国際会議場センチュリーホールにて。©Teruhisa Tajima,Isotop

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1991 年、広尾にて。©Teruhisa Tajima,Isotop

『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展』

会期:3/23(水)〜4/4(月)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
開)10:00〜20:00 
料金:前売り一般¥1,300、当日一般¥1,500
インターネット予約:https://l-tike.com/event/ozaki30-ex
*前売り券は2月19日より発売予定。
*3/27(日)、4/3(日)は19:30、最終日は17:00まで。
*入場は閉場の30分前まで。

●巡回展:4/13(水)〜25(月)静岡伊勢丹、4/29(金・祝)〜5/15(日)福岡・UNITEDLAB、そのほか2022年秋 大阪、2022年冬 広島など調整中。

text: Natsuko Kadokura

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