エリザベス女王、新型コロナウイルスに感染。

Culture 2022.02.21

95歳のエリザベス女王が、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された。いまのところ症状は「軽い」という。

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2021年10月16日に撮影されたエリザベス女王。photo: Getty Images

国中が彼女の健康状態を心配するなか、95歳のエリザベス女王が新型コロナウイルスに感染したことが発表された。2月20日に英国王室が発表したところによると、いまのところ深刻な症状には至っておらず、風邪をひいた時のような「軽い症状」だという。

今月初め、73歳のチャールズ皇太子が2度目となる新型コロナウイルス感染を発表し、イベントへの出席を辞退。2月14日には、74歳のカミラ夫人も「新型コロナウイルスに感染した」と発表した。女王と会ったのはそのわずか2日前のことだった。

エリザベス女王は、2月16日、ウィンザー城の客間に、イギリス軍と連絡係を務めるエルドン・ミラー陸軍少将と、その前任者であるジェームズ・マクラウド海軍少将を迎えた。その際、彼女は冗談交じりに「ご覧の通り、動けないのよ」と左足を指差しながら二人に説明していた。

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プラチナジュビリー

2月6日、エリザベス女王は在位70年という、英国王室としては前例のない“プラチナ・ジュビリー”を迎えた。この節目を祝うため、6月には4日間の祭典が予定されている。

昨年10月に不調が伝えられて以来、公の場に姿を見せることが少なくなっていた女王だが、王室は、先ごろ、女王の公式行事への出席再開を告げたばかり。
3月29日にウェストミンスター寺院で行われる、昨年亡くなったフィリップ王配の追悼式典を前に、3月2日にはウィンザー城で開かれる外交官のレセプションに、また3月14日にはコモンウェルス・デーの式典に出席する予定となっている。

text: Madame Figaro with AFP (madame.lefigaro.fr)

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