ミラ・ジョヴォヴィッチ、軍事進攻が進む故郷ウクライナへの支援を呼びかけ。
Culture 2022.02.28
ソ連時代にウクライナ・キエフで生まれたミラ・ジョヴォヴィッチが、この度のロシアによるウクライナへの軍事進攻に対し、声明を発表。故郷ウクライナへの支援を呼びかけた。
ミラは現地時間25日にInstagramを更新。苦しい胸の内を打ち明けると同時に、空爆が繰り広げられているウクライナの住民や難民を助けるためにできることをシェアした。
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「私は生まれ故郷のウクライナで今週起きた出来事に心を痛め、呆然としています。私の国とそこに住む人たちが空爆を受けており、友人や家族は身を隠しています。私のルーツは、ロシアとウクライナの両方から来ています。国が破壊され、家族が避難し、彼らのこれまでの人生が炭の破片となってあちこちに散らばっている、そんな恐ろしい光景を見て、私は真っふたつに引き裂かれています。父の故郷である旧ユーゴスラビアでの戦争と、私の家族が経験したトラウマと恐怖を思い出します。戦争。いつだって戦争。平和をもたらすことのできない指導者たち。帝国主義という終わりのない巨大な力。そしていつも人々が流血と涙の代償を払うのです」
この声明に加え、ミラは「#helpukraine(ウクライナを助けて)」というハッシュタグをつけた上で、プロフィールにリンクを記載。The Return Home FoundationやThe Kyiv Independentなど、ウクライナ人を支援できる方法のリストを公開しているが、それに賛同する声が相次いでいる。
photography: REX/AFLO, text: Eriko Kiryuin
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