ハリー王子、フィリップ王配の追悼式典欠席で大バッシング。

Culture 2022.03.14

英国王室と対立しているハリー王子は、昨年4月に亡くなった祖父フィリップ王配の追悼式典に出席しないという。

00-220314-prince-harry.jpg

(ニューヨーク、2021年9月25日) photography: Abaca

挑発行為なのだろうか? 3月12日、ハリー王子は複数の英国メディアから「女王をばかにしている」と非難された。昨年4月に亡くなったエリザベス女王の夫、フィリップ王配の追悼のため、今月29日に予定されている式典に出席しないことを決めたためだ。AFPが報じたところでは、ハリー王子のスポークスマンは声明を発表し、それ以上の説明を避けている。

---fadeinpager---

警察による警護

今回の発表は、ハリー王子夫妻と英国王室との間の、長きにわたるいさかいを受けたもの。昨年2月、家族とともにカリフォルニアに移住したハリー王子は、英国訪問の際に、警察による警護を求めていた。しかし、すでにハリー王子は王室を離脱したため、要求は却下された。

イギリスのメディアにとっては、ハリー王子が祖父の追悼式典を欠席することは、挑発行為以外の何ものでもないようだ。2月12日、イギリスのザ・サン紙は、「ハリーがフィリップ王配を無視」という見出しを掲げた。伝記作家で『Harry : conversations avec le prince(ハリー:王子との会話)』(2018年)の著者アンジェラ・ルヴァンは、「ハリーはエディンバラ公(フィリップ王配)だけでなく、女王をもバカにしている」と補足した、とAFPは報じている。

---fadeinpager---

体力的に弱った女王

フィリップ王配は2021年4月9日、99歳で亡くなった。エリザベス女王は夫の追悼式典に出席する予定ではあるが、確実とはいえない状況だ。

2月末に新型コロナウイルスに感染し、96歳の女王は体力的に弱っており、いくつかの公務をキャンセルしている。公務に本格復帰する予定だった3月14日のウェストミンスター寺院(ロンドン)での英連邦記念日式典も欠席した。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) with AFP

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories