キム・カーダシアンと交際6ヶ月、ピート・デヴィッドソンの胸には「KIM」のタトゥーが刻まれていた。

リアリティ番組のスター、キム・カーダシアンと交際中のコメディアン、ピート・デヴィッドソンは、恋人の名前のタトゥーを入れた胸のセルフィー（自撮り写真）を投稿した。それは愛ゆえなのか、それとも彼女の元夫、カニエ・ウェストへのあてつけなのか？

キム・カーダシアンと交際を始めて半年、ピート・デヴィッドソンの胸には「KIM」のタトゥーが入っていた。(ニュージャージー州、2022年1月31日) photography: Getty Images

恋人の名前のタトゥーを入れたカップルと言えば1995年のパメラ・アンダーソンとトミー・リーが思い浮かぶ。それから約30年、ピート・デヴィッドソンはキム・カーダシアンへの愛を表明するのに1990年代を象徴するこのカップルからヒントを得たようだ。3月14日、ピートのファンアカウントにベッドで撮影されたコメディアンのセルフィーが載った。裸の胸はドクロなどのタトゥーでびっしり埋め尽くされているものの、めざとい人ならリアリティー番組のスターのファーストネーム3文字が書き込まれているのに気づくはずだ。「KIM」と大文字で。

---fadeinpager---

 

 

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

pete davidson(@petedavidson.93)がシェアした投稿

 

このセルフィーは、関係が最近公になったふたりが新たなステージに入ったということなのだろうか？ どちらかと言えばカニエ・ウエストを怒らせるためにやっているように見える。というのも写真でピート・デヴィッドソンは指で勝利のVサインをしている上、「＠kanyewest、お前の奥さんとベッドイン」とキャプションをつけているからだ。状況を理解するには、経緯を簡単に振り返る必要があるだろう。

---fadeinpager---

最近のカニエ・ウェストは、キム・カーダシアンとの結婚生活を忘れたがっているようだ。最初はジュリア・フォックスの腕の中で、次にチェイニー・ジョーンズの腕の中で。しかしながら自分がライバル視し、2月には名指しで非難したピート・デヴィッドソンにはいまも敏感に反応する。カニエ・ウェストは相手にショートメッセージで攻撃されたと言う。「奴は妻とベッドにいることをひけらかすようなショートメッセージをおくってきて俺をイラつかせるんだ」と語るビデオをラッパーは一旦アップしたものの、その後削除した。「妻を取り戻すために一年半、公の場で戦った。妻の姓のことで批判された。そして今度は奴が妻とベッドインしていると自慢するメッセージを送ってくる。だがその間、誰が俺の子どもを見てるんだ？」

 

Quand Kanye West demande à l’actuel compagnon de Kim Kardashian où est-ce qu’il se trouve actuellement :

« Je suis au lit avec ta femme ». pic.twitter.com/P2nM2En4Wq

— Kultur (@Kulturlesite_) March 13, 2022

 

---fadeinpager---

これまで離婚はふたりだけの問題だったが、ピート・デヴィッドソンは自分も絡むことに決めたようだ。「もう俺たちに対するこんな扱いをやめさせると決めた。黙っているのもうんざりだ。少しは成長しろ」と、カニエ・ウェストのビデオに対してピートは個人宛メッセージで反撃した。ピートの友人で俳優兼作家のデイブ・シルスがツイッターでふたりのやり取りをリークしたところによれば、ピートはカニエ・ウェストに対して「少しは落ち着けよ」とたしなめている。

 

Les médias veulent trop la mala mettez au moins le reste de la convo pic.twitter.com/QlMv6auyDy

— derienltd.com (@lub2ks) March 13, 2022

 

---fadeinpager---

遠距離バトル

ピートはさらに反撃の手を緩めず、キム・カーダシアンが文字通り最高の母親であると言う。「彼女がお前の子どもたちのためにどんなに尽くしていることか。子どもたちの母親が彼女なのはすごくラッキーなことだぞ」と。ふたりの応酬はまるで卓球の試合のようだ。ピート・デヴィッドソンに応えて今度はカニエ・ウェストがいまどこにいるのか尋ねる。それに対して「サタデー・ナイト・ライブ」の俳優は「お前の奥さんとベッドイン」という答えとともにセルフィーをアップしたのだった。

カニエ・ウェストは相手の居場所を聞くことで直接対決しようとしたのだろうか？ 「お前なんか怖くないぜ。恥ずかしい振る舞いをしているな」とコメディアンは応じ、「男同士、一対一で会おうぜ」と付け加えると一連のメッセージをこう締めくくった。「これまで俺がどれだけいい人だったかお前にはわからないだろうけれど、この半年間のように調子に乗り続けるなら、いい人はもうやめだ」と。これは単なる威嚇なのか、それとも真剣な警告なのか？  次回のカニエVSピートをお楽しみに。