「ピザ一切れしか残してもらえなかった」ブレイクが早すぎたロバート・パティンソン、ルームメイトから距離を置かれていた過去とは?

Culture 2022.03.18

『トワイライト〜初恋〜』でブレイク後のロバート・パティンソンが、まだ売れていなかった俳優仲間やルームメイトから距離を置かれた体験を語る。

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『THE BATMAN-ザ・バットマン』のプレミアでのロバート・パティンソン。(2022年3月1日、ニューヨーク。) photography: Getty Images

アンドリュー・ガーフィールド、ジェイミー・ドーナン、エディ・レッドメイン、チャーリー・コックス......2000年代初め、ロバート・パティンソンのルームメイトたちはまだ無名だった。いっぽう、ロバート・パティンソン自身は世界的ヒットとなった『トワイライト〜初恋〜』(2008年)でヴァンパイア、エドワード・カレン役を演じ、一足早くセレブの仲間入りを果たしていた。

仲間との間に大きな溝を実感した当時のエピゾードをロバート・パティンソンは最近、アメリカのTV番組「エンターテインメント・トゥナイト」の取材に笑いながら語った。「家に帰るとピザ一切れしか残っていなくて、『俺の分ないの?』と聞いた」そうだ。これに反応したのが当時のルームメイトの一人、ジェイミー・ドーナンだ。2022年3月13日、「エンターテインメント・トゥナイト」のレポーターに当時の心境をこう語った。ロバート・パティンソンのブレイクぶりをみて、ルームメイトはみんなこう思っていたそうだ。「本当に俺たちと一緒にいていいの?」

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「いちばんの美形」

「当時、自分たちには仕事すらなかったのに、彼の方は忙しく働いていた。『トワイライト〜初恋〜』に出てからいきなり、別な世界に行ってしまったようだった。その後、僕らも追いついたというか、みんなもっと仕事が入ってくるようになった。ああ、そう、すごく昔からの知り合いなんだ」と語った。さらにTVニュース番組「アクセス」にも、冗談めかして言う。「なんで彼を家に置いておいたかって? だっていちばんの美形だったから(笑)」

そしてジェイミー・ドーナンは「当時の自分たちと比べて彼は成功しすぎていた。(中略)それでもいっぱい一緒に遊んだけれどね」と締めくくった。その後のキャリアはみんな順調だ。ジェイミー・ドーナンはアカデミー賞ノミネート作品の『ベルファスト』に出演、アンドリュー・ガーフィールドは、『Tick, Tick...Boom! チック、チック......ブーン!』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、エディ・レッドメインは2015年に『博士と彼女のセオリー』で同賞を受賞済みだ。チャーリー・コックスは、大ヒットテレビドラマ『デアデビル』の主演を務めた。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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