グラミー賞&ライブ直前!アメリカのARMYたちは?

アメリカではこの春、さらにBTS熱が高まっている。

ラスベガスで開催される「第64回グラミー賞授賞式」がいよいよ2022年4月4日(現地時間3日)に迫っているからだ。BTSは前年の「ダイナマイト」に続き今年も「バター」を引っさげ、ポップデュオ/グループパフォーマンス部門に2年連続でノミネートされている。昨年は惜しくも受賞を逃したが、彼らの注目度は高く、アメリカのエンタメ各紙は「この夜の最高のパフォーマンスのひとつ」などと高く評価した。

 

グラミー賞授賞式の開催が目前のラスベガスでは、昨年11、12月のロサンゼルスに続くUSコンサートが続く。4月8日、9日、15日、16日、アレジアント・スタジアムで行われる対面コンサート「BTS パーミッション・トゥー・ダンス・オンステージ:ラスベガス」だ。今回も売り切れでチケットを入手できないファンのために、会場近くのMGMグランドガーデンアリーナでは大型スクリーンを使ってコンサートが実況中継される。最終日の16日はコンサートがオンライン中継されるので、アメリカのみならず世界中でまた記録的な盛り上がりをみせそうだ。

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ちなみに、ARMYではない私は2019年の大晦日、ニューヨークでタイムズスクエアのカウントダウンイベントを取材中にBTSのものすごい人気ぶりを体感したことがある。この年はメインパフォーマーがヒップホップアーティストのポスト・マローンとBTSという「当たり年」で大勢のファンが早朝から集まり、寒空の下ステージ周辺では彼らの登場をいまかいまかと待っていた。ポスト・マローンのファンはどちらかというと若い白人男性が多かったが、BTS目当てのファン(ARMY)は人種もさまざまで若い女性が多く、凄まじい熱狂ぶりだった。

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2019年の大晦日タイムズスクエアのカウントダウンイベントにて。彼らがステージに移動する際、私はもみくちゃになりながら必死にシャッターを切った。photography: Kasumi Abe

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グラミー賞やライブを目前に、ニューヨークでもARMYたちはさまざまな場所に集まり結束力を深めているようだ。

まず当地でARMYが足を運ぶ店と言えば、ミッドタウン57丁目にあるMandu Apparel and Accessories KPOP Store。ここはKポップアーテイストの関連グッズ専門店で、BTSの商品は販売開始後すぐに売り切れる。

また、LINEフレンズとコラボしたキャラクターブランド、BT21グッズを求めてLINEフレンズのショップにもいつも行列ができている。タイムズスクエアにあるこの店からファンの多くはミッドタウンのコリアタウンへ。非公式グッズやアルバムなどを販売する韓流専門の本屋koryoに向かうのだ。

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ニューヨークではほかにもARMYたちのためのさまざまなイベントが頻繁に催されている。

BTS ARMYs who Travel主催の「Bring the Seoul: BTS Club Night」や、トロリーバスやクルーズ船で行われる「ARMY on Wheels」、「BTS ARMY Professionals Happy Hour & Latin Dance Social」などのファン交流イベントが最近も行われたばかり。またARMY情報を発信する非営利団体US BTS ARMYは、BTSが撮影などで立ち寄ったスポットをウェブサイトで紹介している。ロケ地巡りもファン恒例の楽しみなのだ。

ワクチン接種の浸透とともにアメリカ全土で次々とマスク着用義務が解除され、人々はマスクなしで出歩いたり、大規模なイベントに参加するなどコロナ自粛もすっかり解禁ムード。BTSのグラミー賞授賞式出演やツアー再開を機に、ニューヨークのみならずアメリカ中のARMYたちの活動もますます活発になりそうだ。

「生中継! 第64回グラミー賞授賞式」※二カ国語版(同時通訳)
O.A、配信: WOWOW プライム、WOWOWオンデマンド
日時:2022年4/4(月)8:00~
アーカイブ配信: 放送終了後~4/12(火)16:00まで

「第64回グラミー賞授賞式」※字幕版
O.A、配信: WOWOW ライブ、WOWOWオンデマンド
日時:2022年4/4(月)22:00~
アーカイブ配信: 放送終了後~4/12(火)16:00まで
www.wowow.co.jp/music/grammy

 

photograhy & text: Kasumi Abe

在ニューヨークジャーナリスト、編集者。日本の出版社で音楽誌面編集者、ガイドブック編集長を経て、2002年に活動拠点をニューヨークへ。07年より出版社に勤務し、14年に独立。雑誌やニュースサイトで、ライフスタイルや働き方、グルメ、文化、テック&スタートアップ、社会問題などの最新情報を発信。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ 旅のヒントBOOK』(イカロス出版)がある。

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