ザ・クラウン新シーズン、理想のキャサリン妃は誰が演じる?
Culture 2022.04.08
Netflixシリーズの制作陣が、「ザ・クラウン」の最終シーズンに向けて、完璧なケンブリッジ公爵夫人を探していると、ザ・サン紙が報じた。
セント・アンドルーズ大学の卒業式で撮影されたケイト・ミドルトン。(2005年6月23日) photography: Getty Images
今年3月、「ザ・クラウン」の制作陣が、第6シーズンに向け、ハリー王子とウィリアム王子役の俳優を募集していることを明らかにした。それから1カ月、今度は完璧なキャサリン妃役を探していると、4月6日、ザ・サン紙が報じた。
ピーター・モーガンによる新シーズンは、キャサリン妃とウィリアム王子がセント・アンドルーズ大学で出会った1997年から2000年代初頭までを扱う予定だ。
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「適任者」
しかし、キャサリン妃役は二次的なもので、キャスティングディレクターが適役の俳優を見つけられなければ、キャサリン妃がドラマに登場しない可能性さえある。「ケンブリッジ公爵夫人の存在は、『ザ・クラウン』にとって大きなカギになるでしょう。その方が視聴者を惹きつけられると制作側はわかっていますから」と、プロジェクトの関係者はサン紙に語っている。「特にこのシーズンは、学生時代に始まったウィリアム王子とのロマンスが描かれるからです」
しかし、「キャサリン妃の存在はプロット上不可欠なものではなく、基本的にはボーナスのようなもの。キャスティングディレクターは、“適切な候補者が見つからなければ採用しない”と言っている」という。「ザ・クラウン」の制作陣は今年3月、ハリー王子(16歳~20歳)とウィリアム王子(16歳~21歳)を演じる俳優を募集していた。
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そっくりさん
俳優を探すため、ドラマの製作陣は英国の学校、高校、ドラマサークル、大学などで広告を出した。キャスティング・ディレクターは、ダイアナ妃の息子たちに「身体的に非常に似ている」という条件を課した。キャリアの有無は特に問わなかったという。
第6シーズンの撮影は8月からスタートする予定。つまり、クラウンの“宝石”を見つけるために残された時間は、あと数週間。理想のキャサリン妃は見つかるのだろうか。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)