エリザベス女王を極秘訪問のハリー王子、再び失言で反感買う。

Culture 2022.04.21

ハリー王子はインタビューで、エリザベス女王が「守られて、大事にされている」ことを確認したと述べた。この発言が、一部の王室関係者の怒りを買った。

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インヴィクタス・ゲームの水泳競技に出席したハリー王子。(ハーグ、2022年4月19日) photography: Getty Images

最近、エリザベス女王を私的に訪問したハリー王子。その後、アメリカのテレビ番組「トゥデイ」の取材に応じ、秘密裏に手配された女王との15分間の面会について語った。

オランダで開催されたインヴィクタス・ゲームに参加した彼は、司会者のホダ・コットに、「彼女に会えて本当によかった」と語っている。「彼女はとても元気で、私と一緒だと、ユーモアのセンスを発揮してくれるんです」。そして、「彼女が守られ、周りの人に大事にされていると確認しました」と付け加えた。この言葉に、一部の英国のジャーナリストたちは眉をひそめた。

 

 

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“おそまつな侮辱”

「ハリー王子は米国のテレビで、女王が守られ、周りの人に大事にされていると述べた」と王室特派員のロバート・ジョブソンはツイート。「どんなふうに? まさに彼の言うとおりに、チャールズ皇太子、女王の子どもたち、そしてウィリアム王子たちが、女王を支えているのだと、私は思います。言葉だけでなく、行動でね」

 

 

『Harry: Conversations with the Prince』の著者であるアンジェラ・ルヴァンは、ハリー王子の発言はチャールズ皇太子とウィリアム王子に対する「おそまつな侮辱」であると指摘した。「モーニングショー」のジャーナリスト、ピーター・フォードは、ハリー王子の「うわ言」だとばっさりと切り捨てた。

 

 

「ハリー王子は、女王が“守られている”“周りの人に大事にされている”ことを確認したと語っている! しかし彼は、フィリップ王配の追悼式典を欠席した。そしてフィリップ王配が死の床にあったとき、彼はオプラと話すのに忙しかった! 彼は思い違いをしている」

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リリベットの最初の一歩

こうした問題発言に加え、アーチーリリベットの父親は、ピープル誌の記事で、子どもたちに関する新たな情報を明かした。とりわけ、生後10カ月になるリリベットの最初の1歩について語った。「いま、彼女の優先事項は、くっついていくこと」と冗談交じりに語っている。「数日前、最初の1歩を踏み出しました。パパの自慢です」 。

ハリー王子はさらに、2歳の息子アーチーの早熟な夢について、「宇宙飛行士になりたい日もあれば、ヘリコプターの操縦士になりたいと言う日もある」と語った。そして、「でも、私は彼に、『大人になったら何をしたいか、ではなく、その人の個性が一番大事だよ』と言い聞かせています」と、5月6日に3歳の誕生日を迎える息子への励ましの言葉だ。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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