ハリー王子、元恋人の助言でセラピーを受けた過去とは?

Culture 2022.04.29

4月26日に発売されたティナ・ブラウンの新著『The Palace Papers(原題)』では、ハリー王子とかつての恋人、クレシダ・ボナスとの関係が描かれている。

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子供の社会貢献活動を後押しするイベント、WE Day UKのガラでのクレシダ・ボナスとハリー王子。(2014年3月7日、ロンドン) photography: Getty Images

ティナ・ブラウンの新著『The Palace Papers: Inside The House of Windsor, The Truth and The Turmoil(パレス・ペーパーズ:ウィンザー家の内幕、真実と騒動)』が4月26日に発売された。ティナ・ブラウンといえば『ダイアナクロニクル―伝説のプリンセス最後の真実』の著作もあるイギリスのベテランジャーナリストだ。新著ではハリー王子が2012年から2014年の間つきあっていた元恋人の女優、クレシダ・ボナスとの関係も取り上げられている。

「実際のところ、独身のハリーが住んでいたノッティンガム・コテージにテイクアウトを持ち帰り、Netflixを見るのがふたりのデートコースだった」ようだが、注目すべきはクレシダがハリー王子にセラピーを受けるよう勧めていたことだろう。それは当時、ハリー王子の気分がコロコロ変わり、「兄のウィリアム王子に突っかかっていない時には父のチャールズ皇太子に当たっていた」からだ。

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「口の固い」セラピスト求む

セラピーを受けることに同意したハリー王子は秘密情報部M16に相談し、信頼できるセラピストを探した。「必要なのは口が固く、しかも人生において公人と私人を使い分ける大変さを理解している人だった」と匿名の情報筋はティナ・ブラウンに語っている。もっともセラピーを受けてもクレシダ・ボナスとの破局は免れず、自分の家族やメディアを敵視するハリー王子のもとからやがてクレシダは去ってしまう。ハリー王子がメディアを恐れてデートの時も恋人の手を握らずに4歩前を歩き、劇場に行けば幕間に出てしまったことなどが新著で書かれている。

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匿名の証人によればクレシダ・ボナスには「一緒にディナーに行ってテーブルの下で膝がふれあう」ささやかな望みだけしかなかったのだが、残念ながら2014年に2人は破局を迎える。その後、ハリー王子は元恋人に、心の闇に立ち向かう手助けをしてくれたことに感謝する手紙を送っている。「君を尊敬する。幸運を祈るよ。僕が心の悪魔と向き合い、助けを求める際、サポートしてくれてありがとう」と。ふたりが別れてがっかりしたのはチャールズ皇太子だった。「ハリーをどうしたらいいかわからん。クレシダがいなくなってとても残念だ」とあるイベントでぼやいたと伝えられている。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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