バーンアウトしないために、5つのミニアドバイス。
Culture 2022.05.10
「気分が上がる」瞬間をうまく活用しながら、元気を取り戻す方法がある。「エコロジー・ヒプノシス(生態学的催眠術)」の実践者である、レオナール・アントニー(1)によるバーンアウト対策のための5つのアドバイスを紹介しよう。
忙しい一日の疲れをどう癒そう?photography: iStock
1. 心のシーソー
椅子にゆったりと座りながら、(公園などにある)シーソーに乗っている自分をイメージし、空中にいるときの強い爽快感や快感をすべて想像してみよう。また、下降の際には優しくクッションをかけ、さらに高い位置から推進することを想像してみて(シーソーでなく、トランポリンやブランコでも大丈夫)。
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2. 20/20/20を実践する
2画面の前で作業する場合、20分ごとに顔を上げ、20秒間20フィート(6メートル)先か外を眺める。また、電話をしている場合には、歩きながら休憩をとるようにしよう。
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3. 不必要なやりとりは避ける
メールやテキストメッセージ、延々と続くメッセージに過剰に反応し、疲弊しないようにしよう。それらに即答を求める内容はほとんどない。
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4. アプリの利用を停止する
よりよい食事、呼吸、睡眠、運動のためのアプリを制限する......これらは中毒性があり、自分の中にあるリソースを見つけるのを妨げてしまう。アプリはプロセスを開始するのに役立つが、1カ月を超えない範囲で使用しよう。
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5. 日常生活でやりたくないことは無理にしない
流行りの習慣(ヨガ、瞑想、ピラティスなど)は必ずしも自分のものとは限らないし、人生にプラスになることもあれば、自分が望むものとは逆の効果をもたらすこともある。
1 「Goodbye Fatigue! L’art de ne plus subir sa fatigue et celle des autres(疲れよさようなら、疲労と他人による疲れに悩まされなくなる技術)の著者。発売元:Overjoy
text: Marion Louis (madame.lefigaro.fr), traduction: Hanae Yamaguchi