2022年 第75回カンヌ国際映画祭 カンヌ初日の大階段は、落ち着いた雰囲気で。

Culture 2022.05.18

カンヌ映画祭初日。エヴァ・ロンゴリア、ヴァンサン・ランドン、ロマン・デュリス......。5月17日、2022年カンヌ国際映画祭開会式に招待された映画界の大物たちが、続々とパレ・デ・フェスティバルの大階段を上った。

【写真】ハリウッドスターも登場! カンヌ初日のレッドカーペット。

カンヌ映画祭初日のレッドカーペットの様子。

主演を務めた『ベネデッタ』がカンヌ映画祭で上映されてから1年、ヴィルジニー・エフィラがクロワゼット通りに舞い戻った。今回、開会式の司会を務めるヴィルジニーがセレモニー前にパレ・デ・フェスティバルの大階段に登場することはなかったものの、例年通りセレブの行列がレッドカーペットを賑やかに彩った。

ミシェル・アザナヴィシウス監督最新作『Coupez!』が上映される開会式に集結したスターたちの顔ぶれの中で特に目を引いたのは、ジャック・ガンブラン、ジェラール・ジュニョ、バンジャマン・ビオレ、アガト・ルーセル、そしてロッシ・デ・パルマだ。

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エヴァ・ロンゴリアのシースルードレス

ハリウッドスターもカンヌ映画祭にやって来た。18時20分頃、エヴァ・ロンゴリアはアルベルタ・フェレッティの黒のシースルードレスにショパールのジュエリーを纏って登場。その後に続いたのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター役で強烈な印象を残したニコライ・コスター=ワルドー。コスター=ワルドーはドラマフェスティバル「カンヌセリー」にも出席しており、数カ月ぶりのカンヌ再訪だ。

そして、ボンド・ガールのラシャーナ・リンチは、フェンディのオートクチュールで。次に現れたのは華々しい存在感を放つ、ボッテガ・ヴェネタに身を包んだジュリアン・ムーア。第75回カンヌ国際映画祭名誉パルムドールの受賞が決まっているフォレスト・ウィテカー、ナオミ・ラパスも会場に駆けつけた。

審査員長を務めるヴァンサン・ランドンが満場の注目を浴びて登場し、オープニング上映作品『Coupez!』の俳優陣を出迎えた。ミシェル・アザナヴィシウス監督と、同作でヒロインを演じるパートナーのベレニス・ベジョも、カップル揃ってレッドカーペットを煌びやかに彩った。ベレニスが着ていた、両肩が露わになったピンクのスパンコール・コンビネゾンは、ヴァレンティノのもの。「ここに来るのはいつでも特別なことです。たくさんの愛情を感じます。そしてこの大階段もまさに伝説」とベレニスは語った。カップルの横には、ベルベットのスーツに身を包んだロマン・デュリス、マチルダ・ルッツが並ぶ。

カンヌ映画祭大階段初日は穏やかな雰囲気で幕を開けた。明日は『トップガン マーヴェエリック』の上映会が予定されており、トム・クルーズの登場が待たれている。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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