太陽のようなイエロー!ジュビリーのミサで輝いたキャサリン妃。

Culture 2022.06.04

6月3日のエリザベス女王をたたえるミサで、ロイヤルメンバーの到着の演出は考え抜かれたものだった。けれど、注目を浴びたのは、インパクトのある色使いのフォーマルな衣装で現れたケンブリッジ公爵夫人だった。

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セントポール大聖堂前の広場で。(ロンドン、2022年6月3日)photo : Abaca

エリザベス女王即位70年を祝うジュビリーを観察することは、ロイヤルファミリーの魅力に目を奪われることでもある。96歳の女王が、祝祭初日に見舞われた「ちょっとした違和感」のために「意に反して」欠席することになった中、この日のためにファミリーの全員がベストを尽くした。

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伝統と「ファシネーター」

3日、ロンドンのセントポール大聖堂で行われたミサでは、メーガン夫人とキャサリン妃の服装に視線が集中した。メーガン夫人はディオールの真っ白な装いで、ハリー王子とともに英国メディアの舞台にカムバック(とはいえ、彼らの登場については歓迎ばかりではなかった)。キャサリン妃はエミリア・ウィックステッドのイエローのワンピースに、おそろいの小物を華やかにあしらった。ヘアを飾ったのは、帽子と並んで非常にフォーマルな頭飾りである英国風の「ファシネーター」だ。

【関連写真】キャサリン妃とは対照的に控えめな姿で登場したメーガン夫人。

伝統が重んじられるこのイベントにおいて、キャサリン妃は、そのルックを通して、英国のクリエイションを支援したいという考えを表現して見せた。初日のバルコニーでも、彼女はアレキサンダー・マックイーンの服を選んでいる。

偶然であるにせよ、意図的なものであるにせよ、彼女がこの日に選んだひよこイエローは、エリザベス女王がその治世を通して選んできたビビッドカラーを思わせずにはいない。その服装戦略は、群衆の真っ只中で即座に女王を発見できるというもの。

この日のロンドンですべての視線を奪ったキャサリン妃にとっても功を奏したようだ。

text : Sabrina Pons (madame.lefigaro.fr)

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