クリスティーナ・アギレラ、緑の超人ハルクに変身?
Culture 2022.06.16
ロサンゼルスの街で開催された「プライド・イン・ザ・パーク」フェスティバルに招かれた2000年代のアイコン、クリスティーナ・アギレラが、世にも奇抜なファッションを披露した。
ロサンゼルスのゲイプライドに参加したアメリカ人歌手クリスティーナ・アギレラ。(6月11日、ロサンゼルス) photography: Getty
クリスティーナ・アギレラの最新の衣装は、どんなインスピレーションを受けたのだろうか。
6月11日、ロサンゼルスで開催された「プライド・イン・ザ・パーク」でのパフォーマンスで、クリスティーナのファッションは大きなインパクトを与えた。「レディ・マーマレード」で知られる彼女が招待されたコンサートは、LGBT+の文化と権利を祝福するプライド月間において、ハイライトのひとつとなった。大きく膨らんだ筋肉、だまし絵のような腹筋、そして鮮やかなグリーン。
クリスティーナ・アギレラが選んだのは、マーベルのスーパーヒーロー、超人ハルクだったのか......?
彼女はかなり大胆なディテールを加えることで、自分なりのキャラクター解釈を世間に示したかったらしい。レザーのミニショーツを履き、ベルトで固定されたのはラインストーンを施した、大きなフェイクの男性器だった。
その奇抜さに、SNSも騒然。インスタグラムの投稿には、「緑のゴブリンかしら」「このパンデミックは、私たちに様々な影響を与えている」などのコメントが寄せられた。
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大胆な小物
ロサンゼルスで行われたゲイプライドでのクリスティーナ・アギレラ。(6月11日、ロサンゼルス) photography: Capture Instagram @christinaconnectionのスクリーンショット
ステージ衣装は、グリーンのハルク風だけではなかった。
6月7日、カイリー・ジェンナーが今シーズン最も大胆なビキニ姿で“乳首を見せた”ように、クリスティーナ・アギレラも乳首モチーフをチョイス。
この大胆なパレードの幕を閉じたのは、90年代のマドンナを彷彿とさせる円錐形の乳房を極限までデフォルメしたラテックスのボディスーツだった。とにかくド派手な衣装に、観客は圧倒されるばかりだった。
text: La rédaction (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi