ウィリアム王子とキャサリン妃、初めての公式肖像画が公開!
Culture 2022.06.27
6月23日、ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館に於いてケンブリッジ公爵夫妻の肖像画が公開された。
ウィリアム王子夫妻初の公式肖像画を描いた画家のジェイミー・コレス。(ケンブリッジ、2022年6月23日)photography: Abaca
未来の国王と王妃の肖像画だ。ロンドン東部ケンブリッジシャー州のフィッツウィリアム美術館で6月23日、ウィリアム王子夫妻初の公式肖像画の除幕式が行われた。会場を訪れたウィリアム王子夫妻は、肖像画制作を提案したレディ・シビル・マーシャル(故マイケル・マーシャル卿夫人)や肖像画を描いたイギリスの画家ジェイミー・コレスと談笑した。
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アン王女の肖像画も手がけたことのある画家はアメリカの「ピープル」誌の取材に応じ、「この絵の制作を依頼され、これまでの人生で最高に光栄なことです。両殿下を描くにあたっては、くつろいだ雰囲気で親しみやすさを感じさせると同時に、優美で威厳のあるお姿にしたいと思いました」と語り、さらにこう付け加えた。「ケンブリッジ公爵夫妻としての初の肖像画であり、おふたりの公私のバランスを想起させる絵になるよう心がけました」
絵の中でキャサリン妃が着用しているのは、2020年のダブリン訪問の際に着ていたザ・ヴァンパイアズ・ワイフのメタリックなエメラルドグリーンのドレスだ。ウィリアム王子は黒いスーツに青いネクタイで描かれている。互いに腕を背中に回して同じ方向を見ている。
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寄贈品
自分たちの初めての公式肖像画を鑑賞するウィリアム王子夫妻。photography: Abaca
「この作品はケンブリッジシャー州(ウィリアム王子の爵位の名称が由来する州)への寄贈品として依頼されたもので、私がこの作品を楽しんで描いたのと同じくらい、みなさんが楽しんでくれることを願っています」と画家は語った。作品は2021年にケンブリッジシャー・ロイヤル・ポートレート基金から発注された。
ジョージ(8歳)、シャーロット(7歳)、ルイ(4歳)の3人の子どもの親であるウィリアム王子夫妻は、自分たちの爵位が由来する場所の振興につながることや、関心を寄せているホームレス問題などに取り組むことに積極的だ。
text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr)