ジュリア・フォックス、ニューヨークのルーフトップで火のついたコートを着用。
Culture 2022.07.28
7月24日、32歳のモデルは、これまで以上に過激なルックを披露した。
友人とのディナーでのジュリア・フォックス。(2022年7月21日、ニューヨーク) photo: Abaca
アクション映画シリーズ『ハンガー・ゲーム』の2作目で、ジェニファー・ローレンス演じるヒロイン、カットニスのドレスが燃え上がったシーンを覚えているだろうか。7月24日、ニューヨークのルーフトップにカットニスのライバル登場か? と思いきや、黒いロングコートをはおったボディスーツとハイブーツ姿のジュリア・フォックスだった。
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インスタグラム投稿のキャプションで「息子を妊娠したのはこのルーフトップでだったわ」とジュリアはおどけてみせた。息子とは、元夫のピーター・アルテミエフとの間に生まれた1歳の息子、ヴァレンティノのことだ。そしてさらに、「このゴージャスな難燃性コートはサム・メイサーがデザインしたものよ」と付け加えた。
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燃える服
ロンドンを拠点とするファッションデザイナー、サム・メイサーは、インスタグラムで9,000人のフォロワーに対し、燃える服の写真を定期的に投稿している。7月24日、米のニューヨーク・ポスト紙の芸能サイト、「ページ・シックス」の取材に対し、サム・メイサーは燃える服の仕組みについて「コートは革製で、袖とトレーンは一般的に大工や機械工が使うスチールウールに包んである」と語った。
そして「服が燃えるにつれてスチールウールが分解されて下着が露出してくる。ただ、低温で燃焼するため、体のそばで燃やすことができる」と言う。まさに『ハンガー・ゲーム』で炎のドレスを作ったスタイリスト、シナのようだ。
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より過激に
ジュリア・フォックスといえば、服装の過激度がヒートアップしていることで知られる。5月には、アンダーウェアにデニムジャケットを羽織った姿でショッピングに出かけていた。その数週間前には、炎の形をしたビキニトップと光沢のあるローライズラテックスパンツでニューヨークの街を闊歩していた。
カニエ・ウェストの元恋人はあらゆる素材を試した末に五元素にまで手を出し始めたようで、人の想像力には限界がないことを身をもって示している。
text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr)