写真家・横浪修が、被写体となった子どもたちを再び撮る。

ファッションや広告の分野で活躍しながら、自身のレーベルや海外の出版社からも作品集を発表している写真家・横浪修。彼のライフワークから発展した最新作品集『AFTER CHILDREN（アフターチルドレン）』が、8月8日に発売。

『AFTER CHILDREN』 横浪修写真・著 　MILK JAPON PUBLISHING刊　￥4,950（8/8発売）

彼のライフワークのひとつである「Children」シリーズは、子どもが野菜や果物を首と肩の間に挟んだポートレート。きっとどこかで目にしたことがある人も多いだろう。子どもたちの「無意識の瞬間」を捉え続けてきたこのシリーズは、これまで「100 Children」「1000 Children」として発表されてきた。今回、横浪はこの企画で撮影した子どもたちと再会し、もう一度当時と同じ衣装とポーズで子どもたちを撮影。当時3〜5歳だった子どもたちはもう中学生に。『AFTER CHILDREN』は、この新旧ふたつのポートレートを対にした作品集。対となった写真は、ひとりの同じ人間でありながら「数年前」と「数年後」のそれぞれの存在が際立って感じられる。序文を寄せたマルチクリエイター・いとうせいこうは、本作について＜並べることでかえって取り替え不可能なそれぞれの「人間」の瞬間が発見される。＞と評している。

作品集の刊行にあわせ、福岡、東京、大阪で写真展も開催。会場ではサイン会なども予定されているので、ぜひ会場に足を運んでみて。

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