「妻の名前を口にするな」ブリトニー・スピアーズの夫、元夫の発言に釘を刺す。
Culture 2022.08.14
ブリトニー・スピアーズの元夫、ケヴィン・フェダーラインがインタビューに応じ、ブリトニーとの間にできたふたりの息子が母親を敬遠している趣旨の発言をした。現在の夫のサム・アスガリは、すぐにインスタグラムのストーリーで反論した。
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2004年から2006年の間、ブリトニー・スピアーズと結婚していた元夫のケヴィン・フェダーラインは8月6日、イギリスの「デイリーメール」紙の取材に応じ、「息子たちは当分、母親に会わないことにしたようだ」と語った。ケヴィンによると、ブリトニーのふたりの息子、16歳のショーン・プレストンと15歳のジェイデンは母親に反発しているとのこと。
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「実際、息子たちは母親にもう何ヶ月も会っていない」そうだ。ケヴィンの説明によればその原因は SNSでの母親の振る舞いにふたりとも違和感を覚えたから。この記事が出た数時間後、ブリトニーの現在の夫であるサム・アスガリがインスタグラムのストーリーで妻を擁護するメッセージを投稿した。
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「子どもたちも、じきに18歳」
「彼(ケヴィン・フェダーライン)の幸せを祈る、しかし今後は関係者のためにも、前向きな発言をお願いしたい」と穏やかな言葉でメッセージは始まるものの、次の一文はアカデミー賞授賞式でのウィル・スミスの反応をほうふつとさせた。「妻の名前は二度と口にするな!」とサム・アスガリは言い放つと「子どもたちが母親と距離を置いているという発言に何の根拠もなく、公の場で言うのは無責任だ」と続けた。
さらに、「子どもたちはとても頭がいい。じきに18歳になって自分達で判断できるようになる。いずれは、本当に“大変”なのは、15年以上、ほとんど働いていない父親を人生のお手本にすることだと気づくかもしれない」と書き、自分はケヴィン・フェダーラインを「個人的に知っているわけではない」と前置きした上で、「妻を中傷した」以外は「何の恨みもない」と続けた。
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父親のジェイミーを支持
サム・アスガリはまた、ケヴィンがブリトニーの父親、ジェイミーを支持する発言をしたことにも不快感を示した。ケヴィンはジェイミーのおかげでブリトニーの「人生が救われた」とインタビューで話している。「後見人制度によるひどい13年間を肯定し、ブリトニーの父親を擁護する発言をするのは、彼自身がこの後見人制度を始めるのに賛成したことを示している」とサムは語ると、これこそがケビン・フェダーラインの性格を「物語る」ものであり、後見人制度を支持するのは「間違い」であるか、「何らかの利益を得ていた」のどちらかだろうと付け加えた。
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ブリトニー・スピアーズの反応
一方、ブリトニー・スピアーズもインスタグラムでこのインタビューに対する反応を投稿した。黒いバックに書かれたメッセージには、「元夫が私と子どもたちとの関係に口を挟むのを聞いて悲しい気持ちです」とある。
そして「ご存知のように、ティーンエイジャーの男の子を育てるのは誰にとっても大変なこと......ふたりが私と距離を置く理由が私のインスタグラムのせいだと言われたのが気にかかります......(会っていないのは)それよりずっと前からなので」と続けると、「ふたりには尽くしてきました......傷ついた、の一言しかありません。......昔、母から“ふたりは父親に渡すべきよ”と言われました。この話をシェアするのもいまの自分にはそれができるからです。皆さん、良い一日をお過ごしください」
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)