ジョニー・デップ、映画復帰作でルイ15世を演じる姿を初公開。

Culture 2022.08.15

元妻アンバー・ハードとの訴訟が注目を集めた『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスターが、マイウェンの新作の撮影現場に戻ってきた。

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ジェフ・ベックとのコンサート前、シュタットハレ・オッフェンバッハの外に現れたジョニー・デップ。(ドイツ・オッフェンバッハ、2022年7月7日)photo: Abaca

銀幕への復帰作として、ジョニー・デップはフランスのマイウェン監督の『ジャンヌ・デュ・バリー』でルイ15世に扮する。宮廷娼婦ジャンヌ・デュ・バリーは、1793年にギロチンにかけられるまで、ルイ15世の最後のお気に入りだった。王と愛人のラブストーリーを中心にしたこの映画は、2023年に公開される予定だ。

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マイウェン主演・監督作品『ジャンヌ・デュ・バリー』の撮影が開始。7月26日に始まり、11週間にわたる撮影の開始を記念して、フランスの映画プロダクション会社であるWhy Not Productionsは、59歳になるジョニー・デップがルイ15世を演じた最初の画像を公開した。写真ではデップが当時の服装とかつらを着用し、目に黒い帯を巻いて横顔でポーズをとっている。撮影はヴェルサイユ宮殿をはじめ、パリ近郊の城で行われた。

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王様の最後のお気に入り

この映画は、貧しい家に生まれたジャンヌ・デュ・バリー(マイウェン)が、その知性と美貌を武器に社会の階段を上っていく物語である。その努力の甲斐あって、彼女はルイ15世(デップ)のお気に入りの伴侶となる。その後、ヴェルサイユに移り住んだ彼女は、数々の宮廷のスキャンダルの源となった。

『ジャンヌ・デュ・バリー』は、マイウェンにとって6本目の長編映画である。3作目の『パリ警視庁:未成年保護部隊』は2011年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞している。2015年、監督作『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』で主演のエマニュエル・ベルコは最優秀女優賞を受賞した。

text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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