フィンランドの首相、スーツからスパンコールドレスに着替えてフェスに登場!

Culture 2022.08.15

国内音楽産業の発展について話し合った後、フィンランド首相はスーツからスパンコールドレスに着替えてコンサートへ向かった。

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サンナ・マリン首相、メッセベルク城にて。(ドイツ、2022年5月3日) photo: Getty Images

2019年、サンナ・マリンは弱冠34歳でフィンランド首相に就任し、同国で史上最年少の首相となった。それ以前に運輸通信大臣を務めた実績もある。以来、会議や公式行事に追われる日々を過ごしながらも、時にはプライベートを楽しむことを忘れず、そんな日常をインスタグラムで4万6000人のフォロワーにシェアしている。

8月13日、ヘルシンキのスヴィラハティ発電所跡地で毎年開催される音楽フェス、フロー・フェスティバルの会場でサンナ・マリンは同国の音楽産業の発展についてのパネルディスカッションに参加した後、地味なスーツからカジュアルなスパンコールドレスに着替えた。コンサートを楽しむにはこうした格好が一番だから。その日の出演者は、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、フォンテインズD.C. (Fontaines D.C.)、ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ、ゴリラズらだった。

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この写真を公開したのは、作家で文芸評論家のトム・モイヤン。きらきらした服を着たサンナ・マリンの右にいるのはフォトグラファーのヤニタ・アウティオで、こちらはキャンディピンクのワイドパンツにクロップトップという格好。

サンナ・マリンは、環境保護やLGBTQ+擁護などを公約に掲げる。とりわけ後者に関しては、自分自身が母親と女性パートナーの同性カップルに育てられたこともあって思い入れも深い。2020年8月には長年のパートナーであるマルクス・ライコネンと結婚した。ふたりの間にはすでに子どもがひとりいる。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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