ポーリーナ・ポリスコワ、「整形すべき」と指摘してきた外科医に反論。
Culture 2022.08.16
8月12日(金)、モデルのポーリーナ・ポリスコワは、自分の「修正すべき」ところをすべて詳細に説明した医師に対し、インスタグラムでの長文投稿で反論した。
ポーリーナ・ポリスコワ(57歳)は、美しく歳を重ねることに対するプレッシャーについて、フォロワーに向けて語った。Capture d'écran Instagramのスクリーンショット
「すでにここに投稿したこの写真(そしてその上、私はとても素敵だと思ったのに)を、整形外科医がインスタグラムに再掲載し、私の顔をどうすべきかを詳細に議論しているのを見つけた」と、8月12日(金)に自身のインスタグラムアカウントに書いた。ポーリーナ・ポリスコワ(57歳)は、整形外科医の言い分をひとつ一つ取り上げていった(その投稿はその後、削除されたと彼女は言う)。
医師によると「頬の下のくぼみはフィラーで、額にはボトックスで、口の横のシワや首のシワも消すことができる」と言う。ポリスコワはこうした投稿によって、女性がある年齢に達すると課せられる「美しく歳を重ねること」に対するプレッシャーに反論した。
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彼女はこれについて「年配の女性が抱える悩み」だと語った。「私は顔を修正する必要があると言われました。しかし、歳を重ねて何かおかしくなっていると言われたのです。余裕がある人の多くは、壊れたと言われたら、何らかの形で修正することに頼るのも不思議ではないでしょう?」
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過去に美容整形の経験もあるスーパーモデルの彼女は、何歳になっても美しくいるべきだというプレッシャーについて嘆いている。「レーザー治療もしたし、プラズマペンもしました。年齢相応に見えることに誇りを持ちつつ、時には自分を美しいと感じられるように、バランスを考えていきたいですね。仕事では、不自然なほど自分の顔の細かな部分と向き合っています。その大部分は受け入れられるようになったけれど、すべてを受け入れるのはいまだ難しいのです」。
「しかし、髪の色や化粧、日焼け止めや服装など、周りから魅力的だと思われるよう、相手に『すべきこと』を要求することは、女性を辱めることになるのです」と続けた。
「友人に対して『あなたはこうしたほうが良い』と考えたり、言ったりする自分に気づいたら、ちょっと立ち止まってみてください。彼女は助けを求めていないのに、本当に助けていることになるのでしょうか?」と結んだ。
text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi