ウィリアム王子の子どもたち、8年一緒に過ごした家政婦とお別れ。

Culture 2022.08.18

ケンブリッジ一家がウィンザーに引っ越し、新しい学校に通い始めたことで、ジョージ王子ルイ王子シャーロット王女は、マリア・ボラーロと日常生活を共にすることがなくなった。

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キャサリン妃とウィリアム王子の子どもたちは、初めてナニー不在で過ごさなければならなくなる。photo: Getty Images

ただのさようならではない。キャサリン妃ウィリアム王子の子どもたちは、初めてナニー不在で過ごさなければならなくなる。8年間忠実に務めてきたマリア・ボラーロの存在が、ケンブリッジ公爵夫妻の家で希薄になるのは、それなりの理由がある。夫妻と3人の子どもたちは、ロンドンのケンジントン宮殿からウィンザーのアデレード・コテージに引っ越すことになったのだ。ウィンザーにある女王の領地にある新居は、ベッドルームが4つしかなく、家政婦を置くスペースがないのだ。

スペイン出身のマリア・ボラーロは、2014年にケンブリッジ夫妻のもとに入り、ジョージ王子(9歳)、シャーロット王女(7歳)、ルイ王子(4歳)の成長を見守ってきた。しかし、ノーランド・カレッジ大学で高い水準の保育教育を受けたマリア・ボラーロは、(引き続き)学校時間外も子どもたちの面倒を見る。今後は日常的な同居はせず、他のスタッフとともに別の物件に滞在する予定だ。子どもたちは、彼女と永遠の別れをするわけではないが、これは生活のペースを大きく変えることになる。

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夏の終わりに予定されている引越しは、主に子どもたちの転校のためだ。家族はロンドンからバークシャーにある学校の近くに引っ越すことになった。「ウィリアムとケイトは、ジョージ、シャーロット、ルイが恵まれた子ども時代を過ごす中で、できるだけ普通の生活を送れるようにと配慮しています。夫妻は放課後や自宅での朝食、夕食、バスタイムにできるだけ一緒にいたいのです」と雑誌ピープルは報じている。

また、このタイミングで引っ越したことで、9月の第1週にメーガン夫人ハリー王子(英国の自宅フロッグモア・コテージもウィンザーにある)が英国を訪問する際にも、一家は近くにいることになる。ピープルの関係者によると、両家の公式会談はいまのところ予定されていないとのこと。

text: Mathilde Seifert (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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