エリザベス女王の孫娘レディ・ルイーズがアルバイト⁉

イギリスの「ザ・サン」紙によると、エドワード王子とソフィー妃の娘、18歳のレディ・ルイーズ・ウィンザーは今年の夏、ずっと園芸店で働いているそうだ。

ロイヤル・ウィンザー・ホース・ショーの最終日、馬車を御するレディ・ルイーズ・ウィンザー。（ウィンザー、2022年5月15日） photo: Abaca

アンデルセン童話のひとつ、『エンドウ豆の上に寝たお姫さま』に出てくるのは本物のお姫様。そしてイギリスのエドワード王子とソフィー妃の娘にして、エリザベス女王の孫娘である18歳のレディ・ルイーズも正真正銘のお姫様だ。そんなレディ・ルイーズが夏休みの間「園芸店で働いている」と8月18日付の「ザ・サン」紙が報じた。時給は最低賃金の6.83ポンドよりもちょっぴり高い程度で、レジを手伝ったり、客の応対をしたり、植物の剪定や植え替えをしたりしているそうだ。

「生活費が高騰しているのは知っていたけれど、まさか女王の孫娘が園芸店で働くのを見る日が来るとはねぇ」と、客のひとりは驚きを隠さない。また、レジで不意をつかれた客は、「まさかレディ・ルイーズが、と二度見してしまった」と話している。別の客は「とても謙虚で優しくて礼儀正しく、こちらの話を聞いてくれる人でしたよ。楽しそうに働いていましたね」と語った。

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秋の大学進学へ向けた準備期間。

イギリスの王室専門誌「マジェスティ」誌の編集長、イングリッド・シュアードは、「女王の孫娘が普通のティーンエイジャーと同じように、大学に入る前の夏休みの間、額に汗して働くのは素晴らしいことではないでしょうか」と評価する。

なお、同じ8月18日、バッキンガム宮殿の広報は「本日Aレベル試験（高等教育進学資格テスト）の結果が発表され、レディ・ルイーズは、9月からセント・アンドルーズ大学で英語学を学ぶことになりました」 と発表した。

スコットランドにあるこの大学は、いとこのウィリアム王子が学び、キャサリン妃と出会った場所でもある。ここでウィリアム王子は地理学を、キャサリン妃は美術史を修めた。レディ・ルイーズは英文学を専攻することになっている。