新曲「Pink Venom」で発見した、BLACKPINKのファッションに迫る！

韓国のガールグループはひとりひとりがフランスの一流メゾンのミューズとして活躍している。新曲「Pink Venom」リリースはまさに一大ファッションイベントだ。

Instagramのスクリーンショット

K-POPファンだけでなく、ファッション好きの人たちも待ち望んでいたことが遂に実現した。8月19日、BLACKPINKが新曲でカムバックしたのだ。フランスのラグジュアリーなビッグメゾンが高く評価し、まさに世界的な現象とも言えるのがこの韓国グループ。所属するYGエンターテインメントは、9月16日リリースのセカンドアルバムの収録曲、「Pink Venom」を発表し、YouTubeでミュージックビデオを公開した。予想された通り、メンバーが数々の有名ブランド服を纏い、まるでファッションショーを見ているかのよう。サンローラン、セリーヌ、シャネルといったフランスの高級メゾンも、よりマイナーなブランドも登場する。

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誰もがミューズ

どのメンバーもフランスのリュクスなメゾンとそれぞれ契約している。「歩く人間シャネル」の異名を持つラッパーのジェニーは、2018年10月からシャネルと契約し、シャネルのコレクションの常連だ。もっともこの新曲では最初、アライアの真っ赤なレパード柄のコンビネゾンにジーシーディーエス（GCDS）のプラットフォームハイヒールシューズで登場するのだが、すぐにシャネルのパールネックレスや2022-23年秋冬コレクションに登場したばかりのスーパーロングなレインブーツを身につける。

 

 

 

 

 

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「マスクしていてもセリーヌのまま」と赤いウェービーロングヘアで歌うのは、最年少メンバーでラッパーのリサだ。まさにセリーヌの顔として、昨年6月にはパリでのコレクションの会場、パレ・ド・トーキョーの外でファンの大歓声を浴びたことが話題になった。ビデオで被ったセリーヌのロゴ入りハットもカッコいい。

ジスとロゼはそれぞれディオールとサンローランのアンバサダーを務めている。ビデオでジスはディオール ヴァイブのサイクリングトップ、ロゼはサンローランのジュエリーを着けている。それにしてもこのミュージックビデオはYouTubeリリース後、わずか24時間で8,620万人が観たという。まさに記録的な数字だ。

 

 

 

 

 

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流行の仕掛け人

彼女たちは流行の仕掛け人なのか、それとも最高にオシャレな人たちなのか？ 実のところメンバーはその時々のitアイテムを身につけると同時に、一般にはあまり知られていない韓国ブランドを取り上げ、うまくミックスさせている。このビデオで着用しているミュウミュウのミニスカートは2021年10月にウェブ上で大きな話題を呼んだヒットアイテム。その一方で伝統的な韓服をベースにしたミス ソーヒー（MISS SOHEE）の服や、韓国ブランドNeon Genesis OddityのクロップドTシャツもビデオに登場している。今回、リリースに先がけて公開されたティーザー映像ではミュグレーのコルセットボディを着用し、全く違う雰囲気を醸し出していた。