「私はレディー・ガガじゃない!」ガガの警備員、間違えてそっくりさんを保護。

Culture 2022.09.25

レディー・ガガの物まねで知られるブラジル人ドラァグクイーンのペネロピ・ジャンは、土曜日にマイアミでのコンサートを去る際、レディー・ガガと間違われ、観客が殺到した。荒れ模様の天候で警備員も混乱したようだ。

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Instagram@penelopyjeanのスクリーンショット

レディー・ガガは、9月17日(土)にマイアミのハードロック・スタジアムでクロマティカ・ボール・ツアーの最終公演を行ったが、荒天のため、残念ながらコンサートは短縮された。ドラァグクイーンのペネロピ・ジャンが、レディー・ガガと間違えられて、観客や警備員に追いかけられ、そのおもしろ動画がウェブ上に投稿された。悪天候のせいで、観客も警備員も混乱したようだ。

レディー・ガガの物まねで知られるパフォーマー、ペネロピ・ジャンは、「私はドラァグクイーン、ドラァグクイーンよ!」と慌てふためくように叫んだ。おそらく、そのまばゆいばかりの衣装と、ポップ・アイコンのガガに酷似していたことから、警備員は混雑した廊下で彼女を追いかけ、保護しようとしたのだ。「私はレディー・ガガじゃない!」と言い張り、警備員は「ホーリーシット!(ビックリした!)」と息をのんだ。ペネロピは、ガガの警備員やファンに対して自分がドラァグクイーンであることを何度も伝えたものの、観客が彼女を追いかけるという状態がしばらく続いた。

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この動画は、ペネロピ・ジャン自身が再掲載したものである。過去10年間レディー・ガガの物まねをしてきたブラジル人のペネロピは、約6万5千人のファンで完売したコンサート会場を後にしようとすると、すぐに観客が殺到してきたと語った。彼女はNBCニュースに、「友達と一緒に帰ろうと思って振り向いたら、6人の警備員が一緒だったの。友達も見失ってしまい、パニックに陥ったわ。きっとガガもいつもそう思っているのでしょう」と述べた。

この動画は74万回以上再生され、ツイッターには数百のコメントが寄せられている。ペネロピ・ジャンは、このバイラル投稿が、リアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』の次のシーズンに出演するきっかけになることを期待しているようだ。そして、マザー・モンスターこと歌姫レディー・ガガがこの動画を目にすることも。「ガガも少し笑うと思うし、あの状況なら彼女も観客に同じことを言ったと思う」。ちなみに、ガガのチームはまだこの動画に反応はしていない。

text: Louis Delafon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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