ジャレッド・レト、次回作でカール・ラガーフェルドを演じることを発表!

Culture 2022.10.07

俳優のジャレッド・レトが、今週木曜日(10月6日)のWWDのコラムで、デザイナーのカール・ラガーフェルドの生涯を描いた映画を制作していることを明らかにした。

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Apple TV+のグローバルプレミアに登場した、シリーズ「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」の主演俳優のジャレッド・レト。(2022年3月17日、ロサンゼルス)photography: Getty Images

ジャレッド・レトは、カール・ラガーフェルドに「いつか、映画であなたを演じるよ」と言ったという。その予感が的中しそうだ。10月6日(木)、WWDの独占インタビューで、公開日はまだ明らかにされていないものの、将来的に伝記映画でこのファッション界の伝説的人物を演じることが決まっていると明かした。この映画は、彼のパートナーであるエマ・ラドブルックとともに、彼らの会社パラドックスを通じて制作される予定である。「カールも私たちの活動を誇りに思うでしょう」とオスカー俳優のジャレット・レトは語った。

2019年2月19日、脚本について、またカール・ラガーフェルドのラブストーリーをベースにした物語になるのかについて問われたジャレッド・レトは、こう答えるにとどめた。
「探求したいことは無数にあります。カールは50年以上のキャリアがあり、個人的にも仕事上でも、多くの人と親交がありました。彼の人生のさまざまな部分を伝える重要な人間関係に焦点を当てるということは言えます」。

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「彼に定義はない」

カール・ラガーフェルドを敬愛し、後に彼の友人となった映画『レクイエム・フォー・ドリーム』の主演俳優ジャレット・レトは、シャネルの元アーティスティックディレクターのカールを絶賛している。「カールはアーティストであり、(中略)ファッションデザイナーであり、写真家でもありました。彼には定義というものがありませんでした。彼はクリエイティブな力を持っていたのです。彼はいつも私のインスピレーションの源でした」と付け加えた。「彼は真の博学者であり、芸術家であり、革新者であり、指導者であり、そして何よりも親切な人でした。カール・ラガーフェルドのチームと会ったとき、私たちはすぐに、彼に敬意を表しながら、伝記映画の芸術的な境界線を押し広げたいという思いをシェアしたのです」と述べた。

デザイナーを演じるジャレッド・レトはこう続けた。「私の役割は、スクリーンの中の彼をできるだけ正直に描くこと。有名になると、周りには表面的な部分しか見えなくなります。その人の一面か二面しか見えないのです。カールもひとりの人間でした。私たちは皆、長所を持っているし、短所も持っています。私たちには仮面があり、そして仮面を脱ぐ瞬間があります。私はその背景には何があったのか、いつも興味深く見つめています」。

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メゾン ラガーフェルド

ジャレッド・レトは、カール・ラガーフェルドのCEOピエル・パオロ・リギ、イメージ&コミュニケーション部門の副社長キャロライン・レバール、モデルで1999年から亡くなるまで彼の個人秘書兼ボディガードだったセバスチャン・ジョンドーら、ブランドの幹部数人とチームを組んでこの長編映画の撮影に臨む。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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