「見栄っ張り」「あきれる」メーガン夫人のインタビュー、イギリス国内で評判さんざん。
Culture 2022.10.23
サセックス公爵夫人が「バラエティ」誌でおこなったインタビューと写真撮影に関し、同誌は撮影時のメイキング映像も公開。しかしながらイギリスでは予想外のバッシングを受けた。
「バラエティ」誌の写真撮影でのメーガン夫人。 Instagram / @variety
「メーガン夫人はさまざまな言葉で形容されてきた。毅然としている、愛らしい、あるいはダイアナ妃のようだ、など。しかし、彼女と一日過ごせば、世間が知らなかった一面を知ることができる。インテリなアメリカのママだ」と「バラエティ」誌は次号の表紙を飾るサセックス公爵夫人を描写した。そして記事のPRに同誌は10月19日、メイキング映像もインスタグラムに投稿した。
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4,657ポンド(5,330ユーロ)のジェイソン ウーのドレスや2,667ポンド(3,050ユーロ)のキャロリーナ ヘレラの服などをまといながら、ハリー王子の妻はにこやかに、カメラマンのフラッシュを浴び、ヘアを整えてもらう姿を見せている。当たり前の撮影風景ながらイギリスでの評判は。
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ジュリア・ロバーツの真似
イギリス王室ネタが大好きな「デイリー・メール」紙は、この撮影を読み解くためにボディランゲージの専門家、ジュディ・ジェームズをひっぱりだしてきた。ジュディはきっぱり、メーガン夫人はジュリア・ロバーツの表情を借りている。それは「親しみやすさ」を演出するためと明快に断じた。
同記事でジュディは、「この新しい映像は、これまでとは違うかも知れない新しいメーガン夫人の顔を見せています。シャイであることとか、楽しそうに笑う姿とか」と分析してみせ、続けて、「世界中に広まっている彼女のフェミニストで知的な活動家の側面はほとんど見られず、ボディランゲージ的にはジュリア・ロバーツを真似ているようです。実際、ラブコメ好きを語るときにこの女優に言及しています」と語った。
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「途絶えることのない見栄の羅列」
いずれにせよ、写真の評判は芳しくない。「バラエティ」誌のインスタグラム投稿についた多くのコメントがそのことを物語っている。メーガン夫人を単なる偽善者と見ている人が多いのだ。「これ以上マスコミに追い回されたくなかったのでは? 放っておいてと言っていたはずだが」と皮肉るコメントや、「あきれる。途絶えることのない見栄の羅列ばかり」と非難するコメントもあった。メグジットでイギリス国民が味わった苦い思いは、まだ生々しいようだ。
text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)