ジェニファー・ガーナー、ナチュラルで飾り気のない美意識の哲学を語る。

Culture 2022.10.28

幼少期に課せられた「ガーナー家流美学」に立ち返った。

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ジェニファー・ガーナーのレッドカーペットに贅沢の文字はない。(2017年)photography: Abaca

ジェニファー・ガーナーは、ヘアスタイルの豪華さや大胆な美容習慣で記憶に残るような人物ではなく、いつも自然な表情を見せてくれる女優だ。それは幼少期からの影響による。ベン・アフレックの元妻が、アメリカ版マリ・クレール誌で、現代ではかなり厳しく見えるかもしれない両親のルール、「ガーナー家流美学」について語った。「簡単に言えば、非常にナチュラルで飾り気のない美しさです。すごく良いと思いますよ。若い頃は化粧をすることも許されず、ピアスをつける勇気も48歳になるまでありませんでしたから!(笑)」。ダークカラーのネイルを披露した彼女は、「このネイルカラーなら父が喜んでくれるかしら」とユーモアを交えて打ち明けた。

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ジェニファー・ガーナーは、レッドカーペットでも常に自然体だ。(2003年)photography: Abaca

長年ベン・アフレックと生活をともにしてきた女性は、娘のヴァイオレット(16歳)とセラフィーナ(13歳)にその価値観を受け継いでいるのだろうか。彼女同様に、美へのアプローチがシンプルなことを認める。「私が仕事から帰ってきて、化粧をした顔をしていると、子どもたちは私に『まず顔を洗いなよ。眉毛が濃すぎるよ』と言うのです。眼鏡をかけ、スウェットを着て、スリッパを履き、料理をしてくれるお母さんが良いみたいです」と述べた。

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ジェニファー・ガーナーの両親は、48歳を前にイヤリングに関するルールを改定したようだ。(2003年、エミー賞のレッドカーペットで両親と)photography: Abaca

ドラマシリーズ「エイリアス」で一躍有名になった彼女は、「化粧をせず、お団子ヘアの自分の姿を愛することが大切」と語っている。「しっかりヘアメイクして素敵になった姿を楽しむのは素晴らしいこと。(...)でも、ありのままの姿を隠すことに慣れすぎて、自分の自然な姿を見られなくなったり、驚いたりすべきではないわ」。

text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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