「こんな表情、観たことない！」チャールズ3世、イギリスの超人気テレビ番組に登場。

BBC創立100周年を記念して、同局の人気番組、「ザ・リペア・ショップ」の特別編がイギリス新国王をゲストに迎え、10月26日に放送された。

 

It was a real honour to welcome The former Prince of Wales into the barn.#TheRepairShop: A Royal Visit. Tonight at 8pm on BBC One. pic.twitter.com/DOtJjT5FZ6

— The Repair Shop (@TheRepairShop) October 26, 2022

 

Twitter@TheRepairShop

まさかの国王出演。「ザ・リペア・ショップ」は、職人が古物を修復して蘇らせるイギリスの人気テレビ番組だ。テレビチャンネルBBC Oneで10月26日の20時、 同番組のBBC創立100周年記念特別編が放送され、チャールズ3世が登場したことで注目を浴びた。実のところ収録時にはまだ皇太子だったのだが、この番組への出演は迷うことなく即決したらしい。

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収録のため、チャールズ3世はわざわざスコットランドのダンフリーズ・ハウスへ出向いている。そして番組の司会ジェイ・ブレーズに、家族の話をいくつか披露し、祖先が大切にしていた物の話をした。話はよく知られている国王の時計好きについても及んだ。「音が好きで、カチカチという音はもちろん、鳴るのもいい。だからコントワーズ（フランスで製造されていた大型の置き時計）が好きだ。ある意味心強くて、家の中で特別な存在、動く心臓のような存在だ。だからこそとても大切に感じる」

時計好きはエリザベス・ボーズ＝ライアン、すなわちクイーン・マザーから受け継いだ。「これはどうやら祖母から受け継いだようだ。祖母はよく、ダイニングルームに置き時計をいくつも並べては、同時に鳴らす試みをしていた。その間は誰も喋ってはいけなくて、とても楽しい時間だった」とチャールズ3世は当時を振り返った。

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「番組を見てください、驚きますよ」

司会のジェイ・ブレーズは、こんなチャールズ3世をイギリス人は見たことがないだろうとあっさり言う。イギリスの「ミラー」紙の取材に、ジェイ・ブレーズは新君主と「最高の瞬間」を過ごしたと語った。「よく言うでしょう、書物を表紙で判断してはいけないって。だから本人に会うまで、他人が言うことに耳を貸してはいけないんです」とジェイ・ブレーズは同紙に言うと続けた。「国王と一緒に出演できて本当に楽しく、光栄でした。番組を見てください。驚きますよ。こんな姿は見たことがないって」