米国に到着したキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子、大歓迎を受ける！

Culture 2022.12.02

前回の公式訪米から8年、ウィリアム皇太子夫妻は11月30日（水）にボストンに降り立ち、3日間のロイヤルツアーを開始した。

12月2日（金）の第2回アースショット賞の授賞式で旅は幕を閉じた。（ボストン、2022年11月30日）photography: Abaca

マクロン夫妻も現在アメリカに滞在しているが、注目はウィリアム皇太子夫妻のほうに集まっているようだ。バッキンガム宮殿のスキャンダルの中、彼らが到着したことはすでに話題を呼んでいる。11月30日（水）から3日間の米国ツアーを開始したキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子は、到着した日の夜、ボルトン・セルティックスとマイアミ・ヒートのバスケットボール試合のスタンドに熱狂的に登場した。

ウィリアム皇太子夫妻にとっては、女王の死去後初めての公式訪問であり、8年ぶりの米国訪問となる。ふたりは、第2回アースショット賞の一環としてアメリカを訪れている。ダイアナ妃によって始められたこの賞の授賞式は、12月2日（金）にボストンで行われている。この活動は、環境問題の解決策を見出した起業家を表彰し、支援するものだ。

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バッキンガム宮殿のスキャンダル

ふたりの旅は、決して順調なスタートではなかった。ウィリアム皇太子のゴッドマザーであり、エリザベス女王の元女官でもあるスーザン・ハッセーが、レセプション中に黒人のフェミニスト活動家に彼女の生まれについてしつこく質問し、バッキンガム宮殿の役職を辞した。米国でも注目された事件である。

ボストン市役所でミシェル・ウー市長が出席して行われたアースショット賞の発表会で、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が登壇する数分前に、マリアマ・ホワイト・ハモンド牧師が力強いスピーチを行い、気候変動と同様、植民地主義や人種差別の影響を考えるよう観客に呼びかけた。

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ボストンのイルミネーション

また、ウィリアム皇太子夫妻と市長は市庁舎外のプレジデント・コーナーに集まり、ボストンのランドマークをグリーンカラーでライトアップした。ウィリアム皇太子夫妻は、マイアミ・ヒートとの試合でボストン・セルティックスチームをスタンドで応援した後、12月1日（木）にマサチューセッツ州サマービルにある気候技術新興インキュベータ、グリーンタウン・ラボを訪問する。

その後、ウィリアム皇太子夫妻は、都市部での暴力の渦中にある若者たちと「トラウマに対処し、希望を与え、変化を促す」活動を行う団体、Rocaのボランティアメンバーと面会予定だ。また、キャサリン皇太子妃は金曜日の夜に予定されている授賞式の前に、ハーバード大学子供発達センターを訪問予定だ。そこで彼女は、すべての子どもたちに明るい未来を約束するための科学の進歩について、研究者たちと話をする。

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ハリー王子夫妻の不在

ホワイトハウスは、英国王室と旧アメリカ植民地にとっての今回の訪問の重要性を示すため、ジョー・バイデン大統領も金曜日に「ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃に挨拶する」と発表した。しかし、ウィリアム皇太子と弟のハリー王子の面会は予定されていない。ハリー王子は、妻のメーガン夫人とふたりの幼い子供たちと共にカリフォルニアに暮らしているが、王位継承者であるウィリアム皇太子との対立が伝えられている。

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