英国在住時のメーガン夫人、極右テロリストの標的だった......警視庁の元担当者が告白。

Culture 2022.12.01

英国に住んでいた時期、ハリー王子の妻メーガン夫人は深刻な脅迫の標的であった。

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ブライトンを公式訪問したメーガン夫人。(2018年10月3日)photography: Getty Images

ウィンザー家の安全は英国警察当局から非常に重視されている。メーガン夫人が英国に暮らし、王室の一員として活躍しているときに、その安全が脅かされていた際も然りだ。

11月29日(火)に公開された英公共テレビ局「チャンネル4」ニュースの最新インタビューで、ロンドン警視庁の元テロ対策責任者であるニール・バス氏は、ハリー王子とメーガン夫人に対する脅迫が深刻だったことを認めた。

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「極右からメーガン夫人に対する深刻で信憑性のある脅威がありましたか?」

「もちろん」

ロンドン警視庁の元対テロ責任者が、ジャーナリストのキャシー・ニューマン(@cathynewman)に対し、ハリー王子とメーガン夫人が直面した、おぞましく、非常に現実味を帯びた脅威について語った。

「あなたは“王室の保護”を担当していましたね。メーガン夫人とハリー王子が受けた脅迫とはどのようなものでしたか」とジャーナリストのキャシー・ニューマンに質問されると、それに対して、元テロ対策責任者であるニール・バス氏は「おぞましく、現実味を帯びていました」と回答した。

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極右テロの被害者

ニール・バス氏によると、これらの脅威は主に「極右テロ」によるものだという。

「もし皆さんが、書かれたものを見たり、受け取ったりしたなら......(中略)ネットで見かけるような(好ましくない)表現を使っており、脅威を感じるでしょう」と主張した。「チャンネル4」のジャーナリストは、「メーガン夫人は命の危険を感じたのでは」と続けた。「もちろんです。我々はチームで調査を行なっていました。脅迫の罪で起訴された人もいました」と元テロ対策責任者であるニール・バス氏は語った。

メーガン夫人は人種差別的な中傷の被害を受け、白人至上主義者からの憎悪に定期的に直面している。2018年12月には、英BBCが、ネオナチグループが、混血女性と結婚したハリー王子を「裏切り者」と呼んで射殺する計画を立てていたことまで明らかにした。それから2年後、脅威はまだ残っていたものの、サセックス家の安全保障の問題はメグジット交渉の中心的な課題となっていた。特に、夫妻が英国を訪問する際には、その警備を英国の税金で賄うことを要求したが、この要請は、結局エリザベス女王によって拒否された。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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