リアリティ番組の元スター、13歳年下のハリー王子との過去の関係を告白。

Culture 2022.12.12

11月26日の「サン」紙でリアリティ番組の元スターがハリー王子とごく短期間つきあった体験を語った。

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イベント「インビクタス・ゲーム」でのハリー王子。(2022年4月21日、ハーグ) photography: Abaca

「ハリー王子は私のことを書かないんじゃないかしら。王子が34歳の2児の母親と逃避行なんてありえないもの」とキャサリン・オマニーは言った。書くというのは現在30歳のハリー王子が2023年1月10日に発売する予定の回顧録『スペア(原題:Spare) 』のことだ。このなかで王子は過去につきあった女性について書くとされている。

キャサリン・オマニーはリアリティ番組「ザ・リアル・ハウスワイブス・オブ・D.C.(原題:The Real Housewives of DC)」の元スター。彼女がハリー王子と2006年に1ヶ月間だけつきあったことを「サン」紙に初めて明かした。彼女が34歳、彼が21歳のときのことだ。「とても楽しかった」そうだ。

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笑われることに慣れていなかった王子

ダイアナ妃の次男と知り合った当時、キャサリン・オムニーは前夫と別れたばかりだった。出会いの場はロンドンの「アートバー」。「不動産関係の共通の知り合いと一緒にいて、彼の方から挨拶してきた」とのこと。「ハリー王子はオーストラリア人のような帽子をかぶっていて、それが面白くて笑ってしまった。(中略)笑われることに慣れていない感じだった。周囲が気にならないほどふたりでどっぷり話しこんだ」とキャサリンは思いだす。

 

 

その時はただ楽しくおしゃべりしただけだった。「21歳の男の子とつきあうなんて思いもよらなかったし」とキャサリンは言う。しかも王子がチェルシー・デービーとまだつきあっているのかどうかすら知らなかった。「夜11時頃になってみんなが帰り始めると、ハリー王子は外に停まっている3台のレンジローバーのうちの1台を指差して、『一緒に行こう』と誘ってくれた。とてもうれしかった」と彼女は続けた。その後、2人はケンジントンにあるナイトクラブ「エクリプス」に向かった。

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愛称はベイビー

「店に着くとすぐに店長がやってきて、『好きな曲はございますか?』と聞いてきた。ハリーは『ナールズ・バークレイの〈クレイジー〉』と答えた。すると1秒後にはその曲がかかっていた。『あなたって、とっても甘やかされているのね』と言ったらハリー王子はゲラゲラ笑っていた」とキャサリンはその晩のことを振り返った。若い王子は少し子供じみた振るまいもした。「わたしが別な人と話しこんでいたら、ハリー王子がシャンペンバケツの布を取って私の頭にかぶせたの。冷たかったからちょっと嫌だったわ」

 

 

キャサリンは彼をたしなめ、王子のボディーガードの一人も同調してくれた。「その後も何度か王子が説教される場面に遭遇した」とキャサリンは言う。ハリー王子はしょっちゅうロリポップをくわえていたので、キャサリンは彼のことを「ベイビー」と呼んでいた。その晩はふたりでさらに別なクラブへ行き、キャサリンに王子がベーコンサンドを作ってくれるという話になってチェルシーにある王子の友人宅に向かった。

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人生で最も情熱的なキス

「その家のバスルームでみんなティーンエイジャーのようにはしゃぎ始めた。歯ブラシをマイクに見立てて歌ったりね。服を着たまま浴槽に入って、友だちの一人が私の携帯で写真を撮ってくれたり」したそうだ。その後、ふたりはキッチンに行ってベーコンサンドを作りながらおおいにしゃべり、笑った。

「軽い言い争いになってから15分ほどで、もう家に帰ることを告げた。その瞬間、彼は私のウェストをつかむと、床から持ち上げて壁に押しつけた。そしてこれまでの人生で経験したことのない、信じられないほど情熱的なキスをしてきた。呆気に取られたわ」とキャサリン。その後ハリー王子は、当時6歳と8歳だった娘のルビーとジェイドが待つ家まで送り届けてくれた。ふたりはその後もショートメッセージをやりとりし、1週間後にケンジントンのバーで再会した。

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バルバドスでのポロ競技

「その時もキスをして、ハリー王子は私のことをとてもきれいだとほめてくれた。何度かプライベートバーでデートした」そうだ。しかしながらマスコミにリークされたことでふたりの関係は終わった。2回デートした後ハリー王子は電話番号を変え、キャサリンは2009年、バルバドスでのポロの試合で再会するまでハリー王子に会うことはなかった。彼女が再婚した翌年のことだ。その後2番目の夫とも離婚している。

「ハリー王子はボディガードを遠ざけるとやってきて、私にキスし、ハグしてくれた。それから楽しくおしゃべりしたわ」とキャサリン。現在マヨルカ島に住む彼女は、「いま思えば、友達でいられなくて惜しかったわね。ユーモアのセンスが似ているから、一緒にいてとても楽しかったのに」と残念がり、メーガン夫人が「彼のことを大切にしてくれる」ことを願っていると言った。当時のハリー王子について「正直、気の合うふたりだったと思う。私には若すぎたけれど。彼が王族でなくて10歳年上だったら、理想の男性だったでしょうね」とキャサリンは語った。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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