「嘘で塗りかためられた内容」王室職員、ドキュメンタリー番組でのハリー王子夫妻の主張を否定。

「ハリー＆メーガン」の中で、メーガン夫人は、王室のプロトコルを予め教えてもらえなかったと告白している。これについて、12月11日（日）の英新聞『サンデー・タイムズ』で、王室職員は否定した。

「私がこの家族の一員となったとき、物事をどのように行うべきかというプロトコルがあることを知りました。アン・ハサウェイが出演した映画『プリティ・プリンセス』（2001年）を覚えていますか？」と、12月8日（木）に公開されたドキュメンタリー「ハリー＆メーガン」の最初の3エピソードの中でメーガン夫人は語った。続いて、ヒロインのどこにでもいそうな女の子が小国のプリンセスになることを決意し、礼儀作法を学ぶ映画の映像が流れる。

メーガン夫人はこう付け加えた。「『座り方、脚の組み方、フォークの使い方、これはしてはいけないとか、会釈の仕方、どういった種類の帽子を被るべきか』といった授業は受けたこともないし、そういったことを指示する人にも会ったことがありませんでした。それにこれほどの群衆の写真や動画を見たことがありませんでした」。これは、12月11日（日）の英新聞『サンデー・タイムズ』で王室職員が否定した。

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30項目の書類

王室職員は、嘘だらけだと主張した。「全て準備が整えられていました。伴侶であるハリー王子は、群衆に数えられないほど囲まれてきた経験を持っていますし、衣装も何もかも準備されていました。またメーガン夫人も多くの支持を得ていました」と匿名の情報筋は語った。さらに、メーガン夫人は、王室生活に適応するための情報や人脈を集めた30項目に及ぶ書類を渡されたと言われている。

ハリー王子夫妻が合流する半年前にハリー王子の個人秘書を務めたエド・レーン・フォックス氏から渡された文書で、服装、王室と憲法、侍女、機関の長、英国の芸術、慈善事業、公的生活との付き合い方などのアドバイスが書かれている。

「エルフ（エド・レーン・フォックス氏の愛称）は、膨大な量の仕事をこなしました。エルフは大変な苦労をしながら、皆と連絡を取り合い、結婚に必要な書物を渡したようです」と匿名の情報筋は続けた。

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「メーガン夫人の手中にあった」

ドキュメンタリー番組の中で、メーガン夫人はさらに、異母姉サマンサの娘である姪のアシュリー・ヘイルを結婚式に招待しないよう、ケンジントン宮殿から助言されたと仄めかしている。アシュレイはこの決断に「傷ついた」と言ったエピソードである。しかし、別の証人はこれを否定した。彼によると、「姪を招待しない決断をしたのはメーガン夫人自身でした。どの友人や家族を結婚式に招待するかは、完全にメーガン夫人の手に委ねられていたのです。議論もなく、彼女が決めたことです」と、情報筋は『デイリー・メール』紙に語っている。

王室職員が『サンデー・タイムズ』でこう述べた。「このようなことは起こりえません。私たちは、どの家族や友人が彼女の結婚式に来るべきか、来るべきではないかについて、彼女に助言、指示、指導をしたことはありません」。無名の関係者によると、メーガン夫人は、姪の存在によって自分が注目の的になることを懸念していたという。「メーガン夫人はマスコミがアシュリーに注目するのを嫌がった。結婚式に家族を呼ぶなとは誰も言わなかったでしょう。全部嘘です。彼女の家族がもっと参加することで、むしろ彼女は不自然に見えなかったでしょう」と情報筋は語る。

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婚約者インタビュー

ふたりの婚約のBBCインタビューが「仕組まれたリアリティショー」だったという主張も誤りだ。「あのインタビューの一言一句が彼らのものでした。メーガン夫人は、この婚約の発表の仕方の細部に至るまでコントロールしていたのです」と匿名の関係者は語った。しかし、匿名の情報筋は、メーガン夫人がドキュメンタリー番組で主張した通り、国歌をインターネットで検索して覚えたことは認めた。国歌を誰かの脳に移植することはできないからだ。