引退したブルース・ウィリス、家族の女性7人に囲まれたほのぼの写真を公開!
Culture 2022.12.16
失語症を患った67歳の俳優は身内に囲まれ、ひと足早くホリデー気分を楽しんだ。元妻の女優デミ・ムーアも一緒だ。
家族に囲まれたブルース・ウィリス。Instagram/ @demimoore
これをみればブルース・ウィリスのファンも安心するはず。女優のデミ・ムーアが12月13日、失語症を患った元夫の写真をインスタグラムに投稿した。一枚目の写真では、67歳のハリウッドスターが大きなクリスマスツリーの前にいる。彼を囲むのはまず、5人の娘たちのルーマー・グレン(34)、スカウト・ラルー(31)、タルーラ・ベル(28)、メイベル(10)、イブリン(8)。それから元妻デミ・ムーアと現在の妻エマ・ヘミングの計7人の女性だ。もちろん家族の一員であるチワワのピラフもいる。
「みんな家族! ホリデー気分に浸ろう」と、デミ・ムーアは書きこんだ。一方、エマ・ヘミングは「楽しい晩」とウキウキのコメント。デミ・ムーアが投稿した別の写真には、ブルース・ウィリスが現在の妻と食卓に座っているところや、愛犬ピラフを抱く姿が写っている。
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健康状態の悪化
ブルース・ウィリスは2022年3月、失語症と診断されて俳優業に終止符を打った。これは神経障害の一種で、言葉を発する能力、あるいは書き言葉や話し言葉を理解する能力が部分的もしくは全部失われてしまう。その後、病状が悪化したと伝えられている。「ブルースはもうほとんど喋れないし、他の人の言葉もあまり理解できないようだ」とウェブサイト「レーダーオンライン」が12月7日に公開した記事の中で、ある近親者が語っている。
クリスマスの奇跡を祈る家族
「レーダーオンライン」より
しかし幸いなことに、スターは家族に支えられている。そして元妻のデミ・ムーアにも。「彼女(デミ・ムーア)はブルースやエマと常に連絡を取り合っている。そしてなるべくブルースと一緒に過ごす機会を作っている。行かれない時はブルースに声を聞かせるために電話をしているんだ」と「レーダーオンライン」にある関係者は語った。家族の誰もがブルースのそばで過ごすように努めているのは「彼がいつまでもいないことがわかっていて、一緒の時間を大切にしている」からだ。「家族にできるのは、彼に愛を伝え、クリスマスの奇跡を祈ること」しかない。
text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)