「動物を着るくらいなら裸の方がマシ」女優が全裸にヴィーガンブーツだけを着用して登場。
Culture 2022.12.23
『クルーレス』(1995年)、『聖なる鹿を殺し』(2017年)などで知られる女優のアリシア・シルバーストーンが、12月20日に国際動物愛護団体PETAの2回目のキャンペーンを開始した。
Instagram@peta
アリシア・シルバーストーンは、米国の国際動物愛護団体PETAのキャンペーンビデオで、「動物に関心を持ってもらうために裸になる必要があるなら、望むところです」と語った。現在46歳の女優は、長年にわたり動物愛護とヴィーガニズムのために尽力してきた。2009年には、ヴィーガン料理の書籍『The Kind Diet』を出版している。
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サボテンとパイナップルレザー
広告ポスターでは、アリシア・シルバーストーンが非常にシンプルな服装で、サボテンに囲まれ、大きなヴィーガンレザーのブーツを履いてシンプルなポーズをとっている。メッセージは単刀直入に「Don't be a jerk / Wear vegan / Buy cactus, mushroom or apple leather instead"(嫌な奴にならないで/ヴィーガンを着よう/代わりにサボテンやキノコやリンゴの革を買おう)」とある。また、キャンペーンのプロモーションビデオでは、パイナップルから革ができることを説明し、「トップデザイナー」たちの間で、こうした方法が標準化することをアリシアは夢見ている。
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動物愛護活動にコミット
「テレビでも映画でも絶対に裸にはなりません。PETAのためだから受けました。つまり、この活動はそれくらい私にとってとても重要なのです」とアリシア・シルバーストーンはビデオの中で語った。
「水や食料、輸送用の石油など、革を作るには膨大な量のエネルギーが必要なのです。サステナブルではありません。地球には負担が大きいのです」と擁護した。
1990年代のティーン映画のアイコンは、2019年にも同協会のキャンペーンを主導していた。タイムズスクエアに掲げられた森の中で裸になった彼女のポスターには「自分の皮を着よう。動物たちは本来あるべき場所に置いておこう」と書かれている。
text: Annabelle de Cazanove (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi