チャールズ3世、王室メンバーの軍の肩書を見直した理由とは?

Culture 2023.01.03

12月21日、バッキンガム宮殿はチャールズ3世王室メンバーの肩書を一部変更したと発表した。

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(左から)国賓として訪英中の南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領、チャールズ3世、カミラ王妃、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃。(ロンドン、2022年11月22日) photography: Abaca

エプスタイン事件の後のアンドルー王子は今年初め、軍の肩書や王室関連の名誉職を剥奪された。12月21日(水)に国王チャールズ3世はカミラ王妃をグレナディアガーズの連隊長に任命し、かつてその職を務めていたアンドルー王子が復帰する機会は失われた。同連隊は当初、キャサリン皇太子妃を連隊長に希望していたが、君主は別な判断を下したとバッキンガム宮殿は述べた。この機会に他の王室メンバーの任命もおこなわれた。

 

 

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国王の誕生日を祝うパレードの日程

キャサリン皇太子妃はウィリアム皇太子の後任として、英国陸軍のアイルランド歩兵連隊であるアイリッシュガーズの連隊長となった。一方、ウィリアム皇太子は、1915年に創設された連隊のウェールシュガーズの連隊長となった。

こうした肩書の変更に加え、バッキンガム宮殿は君主の誕生日を祝う恒例のパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」を2023年6月17日に開催すると発表した。国王チャールズ3世は11月生まれだが、もっと気候の良い時季に祝うための措置で、エリザベス女王も同様に誕生日ではない日におこなっていた。なお、今回のパレード日は国王の戴冠式から6週間後となる。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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