いつもよりフサフサ? 雑誌の表紙に登場したハリー王子、"髪"に注目が集まる。
Culture 2023.01.14
日焼けした肌に青い瞳、ふさふさした髪。「ピープル」誌最新号の表紙を飾ったサセックス公爵の写真がツイッターで話題を呼んでいる。
アメリカの「ピープル」誌2023年1月23号表紙。Instagram: @people
「My Story、My words(わたしのストーリー、わたしの言葉)」。こんな言葉と共にハリー王子はアメリカの「ピープル」誌2023年1月23日号のカバーストーリーに登場した。同誌のSNSでシェアされてすぐにネットでバズった。ただし、話題になったのはイギリス国王チャールズ3世の次男の話の内容ではなく、カバー写真だった。
確かに、いつもより日焼けした感じだし、瞳もひときわ青く輝き、なによりもひげや頭髪がふさふさだ。写真の信憑性を疑う声が相次ぎ、ツイッターのコメント欄では過剰レタッチ説、ウィッグ説、はたまた植毛説まで飛びだした。
「別人に見える」、「スーパーフェイクな写真」、「この写真がどれだけフォトショップで加工されたか、表彰ものだ」、「髪はフォトショップで加工、瞳の色は変えてある」等々、1月10日に「ピープル」誌がツイッターに投稿したカバー写真に対して数多の反響があった。
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薄毛
まるでハリウッドで話題のプレイボーイか人気俳優のようなポーズもさることながら、話題が集中したのは髪だった。「ウィッグだかフォトショップで加工した毛束だか、誰も騙されないよ」、「わたしのストーリー、わたしの言葉か......でも絶対わたしの地毛じゃないだろ!」、「この写真では赤毛にも見えないよ」、「これだけの髪、どこで手に入れたんだ?」とみんな言いたい放題。「赤毛と薄毛をうまくレタッチしているね。しかも、兄の薄毛についてコメントするなんて大胆だな」とハリー王子の回顧録の内容を引き合いに出す人もいた。
確かに、ハリー王子は2023年1月10日に出た回顧録『Spare(スペア)』で兄のケンブリッジ公爵ことウィリアム皇太子の「薄毛」は「心配になるほど」で、「(自分よりも)進行している」と書き、さらに兄は亡き母に似ていたけれど「年と共にそうでもなくなった」と述べている。
text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr)